2020年2月1日に公開された情報によると、建設業界の巨人、清水建設が非常に力強い成長を見せています。2019年4月1日から2019年12月31日までの連結決算において、純利益は前年同期比で28%もの大幅な増加を記録し、738億円に達しました。売上高に関しても前年同期比8%増の1兆2387億円と、まさに好調さを象徴する数字が並んでいます。
なぜこれほどの好業績を叩き出せたのでしょうか。その要因として、ダムやトンネルといった「土木事業」における劇的な採算の改善が挙げられます。建設用語でいう「採算」とは、かかった費用に対してどれだけ利益が残ったかを示す収益性のことです。この土木事業で、清水建設は非常に効率的な運営を実現しました。
土木事業が切り拓く新たな収益の形
特に注目すべきは、工事の利益率を示す「完成工事総利益率」の変化です。土木事業単体で見ると、この利益率は19.1%を記録しました。これは前年同期と比べて3.7ポイントも改善された数字であり、驚異的な向上と言えます。追加工事の受注といった戦略的な立ち回りが功を奏した形でしょう。
建築工事と合計した全体の利益率も12.8%へと上昇しており、全社的な体質の強化が伺えます。私個人としては、ただ工事をこなすのではなく、再開発プロジェクトや自社ビル売却といった「開発事業」へ注力するビジネスモデルの多角化こそが、現代の建設業界で勝つための最重要事項であると感じています。
SNS上でもこの決算発表には注目が集まっています。「土木単体で利益率約2割は圧巻」「首都圏再開発の勢いが止まらない」といった前向きな評価が相次いでおり、投資家や業界関係者からの期待の高さがうかがえます。今後も同社がどのような大型案件を動かしていくのか、注目せざるを得ませんね。
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