日常のちょっとした困りごとを解決する住宅サービスで知られるジャパンベストレスキューシステム、通称「JBR」がいま、ユニークな保険商品で注目を集めています。従来の保険ではカバーしきれない「ニッチ(隙間)」なニーズを的確に捉えた、「少額短期保険(ミニ保険)」の展開が非常に熱いのです。まさに「かゆいところに手が届く」その姿勢は、既存の保険業界とは一線を画しており、私たち生活者の安心を大きく広げてくれる存在だといえるでしょう。
特に反響を呼んでいるのが、2019年5月から取り扱いが始まった「結婚式キャンセル保険」です。人生の晴れ舞台を控えて、突然の不幸や新郎新婦の急病といった予期せぬ事態に見舞われることは誰にでも起こり得ます。この保険は、そうした万が一の際に最大500万円まで補償してくれるという心強い仕組みです。ネット上でも「結婚式の高額なキャンセル料は死活問題だから、こうした保険があるのは本当にありがたい」といった声が上がっており、月100件以上の契約実績がその必要性を証明しています。
急成長する「ミニ保険」市場の可能性
そもそも「少額短期保険」とは、2006年の法改正によりスタートした比較的新しいカテゴリーです。保険金の上限が300万円以下と少額で、契約期間も1年や2年以内と短いのが特徴です。供託金が1000万円で済むなど規制が緩やかであるため、イオンや楽天といった異業種も次々と参入しています。日本少額短期保険協会によると、2019年3月末時点での加入数は831万件に達しており、3年前と比較して約3割も急増している成長産業なのです。
JBRは、この市場の追い風を最大限に活かしています。たとえば、2019年7月から提供を開始した「あんしん取引保険」は、フリマアプリや地域掲示板「ジモティー」での個人間売買を支援するものです。取引した商品が原因で第三者に損害を与えてしまった際、最大100万円まで賠償をカバーするこのサービスは、月額340円という手軽さもあり、ネット時代ならではの不安を解消する画期的な商品といえるのではないでしょうか。
大手との競争を勝ち抜くニッチ戦略
JBRの強みは、何といっても他社に先駆けた尖った商品開発力にあります。業界初となる「痴漢冤罪保険」など、既存の保険会社が二の足を踏むような分野にも果敢に挑戦する姿勢は非常に好感が持てます。直近の保険事業における営業利益は約3億6000万円に達し、グループ全体の利益の約2割を支える重要な柱へと成長しました。賃貸住宅向けの家財保険が契約数の大半を占める現状から、新たな収益源を育てる戦略は理にかなっています。
もちろん、チューリッヒ保険や住友生命保険といった巨大資本との競争は今後ますます厳しくなるはずです。しかし、ジャパン少額短期保険の杉本尚士会長が語る通り、既存の枠組みにとらわれず、私たちの生活の細かな悩みに寄り添い続けることこそが、この先も競争を勝ち抜く唯一の道ではないでしょうか。今後もJBRが提供するニッチな安心が、私たちの生活をより豊かで心安らぐものにしてくれることを期待してやみません。
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