【2020年2月11日アジア株】新型肺炎への懸念で続落!ハイテク大手や金融株が売られた理由と今後の市場動向

アジアの株式市場が揺れています。2020年2月11日の日経アジア300指数は、前日に続いて値を下げる展開となりました。世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス(新型肺炎)への深刻な懸念に加え、前週末の米国市場での株価下落が重なり、投資家の間ではリスクを避けようとする売り注文が優勢になった模様です。目先の大幅な経済活動の停滞を警戒するムードが、市場全体を包み込んでいると言えるでしょう。

SNS上でもこの動きは大きな注目を集めています。「どこまで下がるのか見通せない」「ハイテク株の供給網(サプライチェーン)が止まるのが怖い」といった悲観的な声が相次ぎました。特に注目されたのは、韓国のサムスン電子や、iPhoneの組み立てで知られる台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業といったハイテク分野を牽引する巨大企業の株価下落です。これらはまさに世界最先端の部品や機器を作るハイテク大手ですが、中国国内の工場稼働が遅れることへの恐怖感が売りを誘いました。

さらに、中国農業銀行をはじめとする中国の金融大手も軒並み軟調な値動きを見せています。また、インドネシアの自動車市場で圧倒的なシェアを誇るアストラ・インターナショナルも売られるなど、売り圧力は国境を越えて広がりました。このように、実体経済への悪影響がドミノ倒しのように各国の主力企業へ波及しているのが、現在のリアルな状況です。

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編集部の視点:不透明感が生む市場の過剰反応と向き合う

未知のウイルスがもたらすサプライチェーン(部品の調達から製造、販売までの一連のつながり)への影響は、確かに計り知れません。しかし、過度なパニックは禁物ではないでしょうか。株価が下がっている今だからこそ、企業の基礎的な稼ぐ力を見極めるチャンスです。SNSでの一時的な大騒ぎに惑わされず、中国政府の経済支援策や各企業の工場の稼働再開に関するニュースを、冷静に注視していくことが求められます。

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