2019年6月27日、東京都町田市の土地を巡る前代未聞の虚偽登記事件で、警視庁捜査二課は、無職の倉石健一容疑者(68歳、東京都足立区)と、住居不定の元弁護士である伊関正孝容疑者(63歳)を含む、男女合わせて7名の容疑者を詐欺などの疑いで再逮捕したという報道に、社会は大きな衝撃を受けています。特に、**「元弁護士」**という法律の専門家が関与していたという事実は、ネット上でも「信じられない」「専門知識を悪用するなんて許せない」といった怒りの声とともに、大きな反響を呼んでいるのです。
今回再逮捕された容疑者のうち、伊関容疑者ら3名は容疑を否認しているとのことですが、逮捕容疑は極めて悪質で巧妙な手口を駆使した組織的な犯行であるとされています。彼らは2014年7月から8月にかけて、東京都町田市に所在する土地の売却を企てました。その際、彼らは偽造された委任状などを悪用し、土地の本来の所有者である80代の女性になりすますという、信じがたい手法を用いています。
不動産取引において、「登記(とうき)」とは、土地や建物の所有権などを公の帳簿に記録することで、その権利関係を社会に示す、非常に重要な手続きのことです。今回の事件では、容疑者らが虚偽、つまり偽りの情報に基づいて、この登記を不正に行おうとした、あるいは既に行った上で、売却交渉を進めていたと見られています。こうした虚偽の情報を基に、彼らは東京都港区に所在する不動産会社と土地の売買交渉を成立させ、結果としてその土地の代金である7,800万円という巨額の現金をだまし取った疑いが持たれているのです。
元弁護士という立場にあった人物が、法律の根幹を揺るがす虚偽登記という手口に関与し、一般の不動産会社を欺き、高齢の所有者に多大な迷惑をかけた可能性が高いという今回の事件は、法の番人であるべき専門家としての倫理観の欠如を強く感じさせます。このような事件が発生すると、私たち一般の国民は、不動産の取引における安全性が本当に確保されているのかという点に、大きな不安を抱かざるを得ません。専門知識を持つ者が、その知識と信頼を裏切って私腹を肥やそうとする行為は、断じて許されるものではないと私は強く主張いたします。
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