ポーラ・オルビスホールディングス傘下のACRO(アクロ)が、ついに大きな一歩を踏み出しました。2019年11月8日、同社は主力ブランドである「THREE(スリー)」の中国展開を開始したことを正式に発表しています。日本国内で絶大な支持を集めるブランドが、いよいよ巨大な中国市場へと本格的に漕ぎ出したのです。
今回の進出拠点として選ばれたのは、2019年9月に開港したばかりの北京大興国際空港です。この最新鋭の空港内に免税店をオープンさせ、現地を訪れる旅行客やビジネス層へ直接アプローチを図ります。日本発の洗練された世界観が、国際的な玄関口でどのように迎え入れられるのか、業界内外から熱い視線が注がれています。
若年層を魅了するオーガニックの力
THREEは特に20代から30代の層に高く評価されており、SNS上でも「待望の中国上陸!」「旅行のついでに絶対にチェックしたい」といった喜びの声が溢れています。植物由来の成分を贅沢に使用したオーガニックコスメでありながら、都会的で洗練されたモードなメイクを提案する姿勢が、美意識の高い若者の心を掴んで離しません。
ここで注目したいのが「免税店(デューティーフリー)」という戦略的な販売形態です。これは関税や消費税が免除される店舗を指し、海外ブランドを自国よりも手頃な価格で購入できる大きなメリットがあります。流行に敏感な中国の若年層にとって、信頼の日本ブランドがより身近に手に入ることは、爆発的な需要を喚起する起爆剤となるでしょう。
個人的な見解を述べますと、今回の進出は単なる販路拡大以上の意味があると感じます。現在の中国市場はナチュラル志向が加速しており、天然由来成分にこだわるTHREEのコンセプトはまさに時代のニーズに合致しています。品質だけでなく「ライフスタイルそのものを豊かにする」というブランドの哲学が、現地の消費者にも深く浸透していくはずです。
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