【タニタ谷田社長が語る】世界が注目する「フレイル」対策と海外戦略の全貌!2019年11月13日最新動向

健康のバロメーターとして欠かせない体組成計の分野で、日本を代表する企業であるタニタが、新たな挑戦を始めています。2019年11月13日に開催された「世界経営者会議」において、同社の谷田千里社長は、急速に進む高齢化を背景としたグローバル展開への強い意欲を語りました。

今、特に注目を集めているのが「フレイル体組成計」という画期的な新製品です。「フレイル」とは、加齢に伴い筋力や心身の活力が低下し、要介護の手前の状態になることを指す専門用語です。健康寿命を延ばすためにこの兆候を早期に捉えることが、現代社会の大きな課題となっています。

この新製品は、発売からわずか半年で年間目標の3倍に達する約300台を販売し、医療現場や検診施設で高く評価されています。SNSでも「自分の状態を数値で可視化できるのは心強い」といった声が上がっており、日本独自の細やかな技術力が、シニア世代の健康管理に革命を起こしています。

谷田社長は、この高齢化に伴う健康不安は日本だけのものではないと断言します。欧州をはじめとする世界各国でも同様のニーズが広がっており、日本で培ったユニークな切り口の製品を、今後積極的に海外市場へ投入していく方針を明らかにしました。

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アジア市場を「憧れ」のブランドで席巻する

タニタが描く海外戦略は、単なる安売りではなく、圧倒的な信頼感をベースにしています。谷田社長は、自社が市場で常にベンチマークとされる存在であり続けることを重視しています。高級車の代名詞であるメルセデス・ベンツやBMWのような、憧れのブランドを目指すとのことです。

特に成長著しいアジア市場においても、まずは医療機関向けの高機能モデルから展開を広げていく計画です。最先端の技術を惜しみなく投入することで、「タニタなら安心」というブランドイメージを確立し、現地の健康意識が高い層に直接アプローチしていく狙いが見て取れます。

また、ベトナムのホーチミン市に開設された駐在員事務所は、同社の新しい海外展開モデルとして注目されています。これまでの子会社設立という形ではなく、現地の代理店を迅速にサポートする体制を整えることで、市場参入までのスピードを劇的に早めることに成功しました。

私は、このスピード感こそが今の時代に不可欠な戦略だと考えます。変化の激しいグローバル市場では、伝統的な手法に固執せず、現地の状況に合わせて軽やかに組織の形を変えていく柔軟性が、日本企業が勝ち残るための鍵となるはずです。

さらに谷田社長は、今後10年で売上の過半数を海外で獲得しなければ生き残れないという、強い危機感を示しています。体組成計という「モノ」の販売だけでなく、タニタカフェや自治体向けの健康プログラムといった「コト」のサービスも世界へ輸出する構えです。

食事、運動、そして計測。これらをトータルでサポートするタニタの健康メソッドが、世界標準になる日はそう遠くないのかもしれません。2019年11月13日の時点で示されたこの壮大なビジョンは、日本のものづくりが次なるステージへ進むための明確な指針となっています。

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