いよいよ待ちに待った令和最初の年末年始が近づいてきました。JRグループ6社が2019年12月12日に発表した最新の予約状況によりますと、新幹線や特急などの指定席予約数は12月11日の時点で403万席に達したそうです。この数字は前年と比べて5%も増加しており、なんと10年連続で過去の記録を塗り替える勢いを見せています。
これほどまでに予約が伸びている背景には、カレンダーの並びが非常に恵まれている点が挙げられるでしょう。2019年12月27日から2020年1月5日までの期間は、最大で9連休を取得できる絶好のスケジュールとなっています。長期休暇を利用して帰省や国内旅行を楽しむ方々が増えていることは、編集部としても非常に喜ばしい傾向だと感じています。
SNS上では「早めに予約しておいて正解だった」という安堵の声がある一方で、「希望の時間がすでに満席で絶望している」といった悲鳴に近い書き込みも散見されます。例年以上の混雑が予想されるため、チケットを確保できた方は幸運と言えるかもしれません。JR側もこの需要に応えるべく、前年比2%増となる合計981万席もの指定席を用意して、万全の体制で私たちを迎えてくれます。
さて、気になる混雑のピーク予測についても触れておきましょう。下り方面のラッシュは2019年12月29日に集中し、一方で上り方面のUターンラッシュは2020年1月4日が最も激しくなると予想されています。ここで言う「下り」とは東京から地方へ向かう列車を指し、「上り」はその逆を意味しますが、この両日は駅構内も相当な熱気に包まれることでしょう。
個人的な見解としては、これだけ予約が好調なのは景気の緩やかな回復に加え、移動そのものを楽しむ「体験型観光」への関心が高まっているからではないかと推察します。指定席は単なる移動手段の確保ではなく、長距離移動を快適なプライベート空間に変えてくれる投資です。混雑を避けるなら、ピーク日から少しずらした日程での移動を検討するのも、賢い旅のテクニックと言えます。
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