アジアのクラブチームが頂点を目指して激突する最高峰の大会、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のスケジュールに、突如として大きなブレーキがかかりました。アジア・サッカー連盟(AFC)がマレーシアのクアラルンプールで緊急会議を招集し、東地区の1次リーグ前半戦における中国勢の試合を先送りすることを決定したのです。世界中で猛威を振るい始めている新型コロナウイルスによる肺炎の急速な感染拡大を受けた、異例の事態と言えるでしょう。
今回の決定によって、当初予定されていた2020年2月から3月にかけてのゲームプランは、大幅な見直しを迫られる形となりました。SNS上では「選手の安全を第一に考えれば当然の措置だ」と理解を示すサポーターの声が多く見られます。その一方で、「これからの超過密日程をどう乗り切るのか」といった、今後の大会運営やJリーグ勢への影響を懸念するファンの呟きも溢れており、ネット上でも議論が非常に白熱しています。
大会の根幹を揺るがす事態ですが、ここで注目したいのはAFCの柔軟で迅速な危機管理能力です。移動制限や健康被害のリスクが叫ばれる中で、試合の強行ではなく延期を選んだ決断は、競技の公平性と人命尊重の観点から深く共感できます。ファンとしては一日も早い事態の終息を願うばかりですが、同時に、この予期せぬスケジュールの過密化が各チームの選手層の厚さを試す、新たな見どころになるのではないでしょうか。
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