静岡県西部、特に浜松市の経済界で長きにわたりその指導力を発揮してきた浜松商工会議所の大須賀正孝会頭(78)が、2019年10月末で任期満了に伴い退任する意向を固めたことが、6月28日に明らかになりました。大須賀会頭は、ご自身が創業され、現在も会長職を務めていらっしゃる物流大手、ハマキョウレックスの社業に専念することを理由としています。この突然の発表は、地元経済界に大きな波紋を広げていることでしょう。
大須賀会頭は、一代で巨大企業へと成長させたハマキョウレックスの創業者として知られる、浜松を代表する「経営のプロフェッショナル」です。2010年に浜松商工会議所の副会頭に就任した後、2013年には前任の御室健一郎氏(当時の浜松信用金庫、現・浜松いわた信用金庫理事長)の後任として会頭の座に就き、現在2期目を務めていらっしゃいました。そのリーダーシップのもと、地域経済の活性化や企業の支援に尽力されてきた功績は計り知れません。
この重鎮の勇退は、会員企業や地域住民の間で大きな話題となっています。SNS上では、「大須賀会頭がいなくなるのは寂しい」「長年のご功労に感謝申し上げます」といった、これまでの活動に対するねぎらいの言葉が多く見受けられます。また、「今後の会頭人事がどう動くのか」「次期会頭には誰が就任するのだろうか」といった、後任人事に関する関心も非常に高まっているようです。
商工会議所は、その地域の中小企業を主な会員とする、経済活動の総合的な改善・発展を図ることを目的とした公益性の高い組織です。特に会頭は、地域経済の顔として、行政や他の経済団体との連携、そして地元企業の意見を取りまとめる重要な役割を担います。そのため、大須賀会頭の後任選びは、今後の浜松経済の方向性を左右する非常に重大な局面となるでしょう。
今後のスケジュールとしては、大須賀氏らが中心となり後任人事が進められ、2019年8月までには次期会頭が内定する見通しです。そして、2019年11月1日に開催される予定の臨時議員総会において、正式に新会頭が選任される運びとなります。この重要な時期に、地元経済界を力強く牽引できる新しいリーダーの誕生を心から期待したいものです。私見になりますが、長年の経験と実績を持つ大須賀会頭の退任は非常に惜しまれる一方で、ハマキョウレックスという日本を代表する物流企業でのさらなるご活躍も楽しみです。
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