2019年07月11日、全国の食卓を支える国産鶏もも肉の卸売価格が、大幅に下落しているというニュースが飛び込んできました。驚くべきことに、その価格は2019年01月の年初と比較して、およそ16%も値下がりしています。私たち消費者にとっては、毎日の献立を助けてくれる嬉しい変化と言えるでしょう。
こうした価格変動の背景には、生産現場が非常に安定しており、市場への供給量が潤沢に保たれているというポジティブな側面があります。しかし、その一方で需要側には意外な異変が起きているようです。SNS上では「安くて助かる!」という喜びの声と共に、「暑すぎて揚げ物を作る気になれない」といったリアルな本音が続々と投稿されています。
専門用語で言うところの「卸値」とは、生産者や卸売業者がスーパーなどの小売店に販売する際の価格を指します。この価格が下がると、私たちの手元に届く店頭価格も安くなる傾向にあります。通常、鶏肉は安定した人気を誇りますが、記録的な猛暑が続く夏場は、油を大量に使う「唐揚げ」などのメニューが敬遠されがちなのです。
こうした「季節要因による需要の減退」が、供給過多の状態に拍車をかけていると考えられます。どれほど供給がしっかりしていても、肝心の買い手である私たちの食欲が暑さで落ち込んでしまえば、市場のバランスは崩れてしまいます。メディア編集者としての視点では、この価格下落は家計の救世主であると同時に、気候変動が食文化に与える影響の大きさを物語っていると感じます。
今後の展望については、さらなる注視が必要です。2019年08月のお盆休みに向けて、家族が集まる機会が増える時期ではありますが、現在のトレンドを見る限り、相場はさらに一段安となる可能性を秘めているでしょう。今はまさに、高品質な国産鶏を賢く購入し、冷製メニューなどで工夫して味わう絶好のチャンスではないでしょうか。
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