2020年に開催される東京五輪・パラリンピックに向けて、日本の通信インフラが劇的な進化を遂げようとしています。NTTドコモは、訪日外国人(インバウンド)を対象とした無料の公共Wi-Fiサービスを開始することを明らかにしました。これまで限定的だった高品質な通信環境が、世界中から訪れるゲストに広く提供されることになります。
このサービスは、ドコモが展開するポイント会員制度「dポイントクラブ」に登録することで利用可能となる仕組みです。利用の対象となるのは、日本全国の地下鉄駅構内やカフェ、レストランといった利便性の高い場所ばかり。その数はなんと約10万カ所にも及ぶ見通しで、観光中の情報収集が一段とスムーズになるのは間違いありません。
2020年4〜6月の提供開始を目指すドコモの戦略
具体的な展開スケジュールとしては、2020年04月から2020年06月までの期間を目標に調整が進められています。現在、日本国内のユーザー向けに提供されている「ドコモWi-Fi」という高品質な無線LANサービスを、訪日客に無料開放する形をとります。これにより、大規模なイベントを前に通信の「おもてなし」が強化されるでしょう。
ここで言う「Wi-Fi(ワイファイ)」とは、無線でインターネットに接続するための技術を指します。携帯電話のパケット通信料を気にせず、高速で安定した通信を楽しめるのが最大のメリットです。ドコモは利便性を高めるために、空港の到着ロビーなどへの専用窓口設置も検討しており、来日後すぐに設定できる体制を整える構えです。
このニュースに対し、SNS上では「観光地での地図確認やSNS投稿が楽になるのは素晴らしい」といった期待の声が数多く上がっています。一方で、「セキュリティ対策もしっかりしてほしい」という冷静な意見も見受けられました。無料Wi-Fiは非常に便利ですが、同時に安全性の確保が利用者にとって重要な関心事となっているようです。
編集者の視点から言えば、この取り組みは単なる通信環境の整備以上の意味を持っています。多言語対応のアプリ活用やキャッシュレス決済の普及には、安定したネット環境が不可欠です。ドコモが10万カ所という圧倒的な拠点を網羅することで、日本のデジタル観光の質が根本から底上げされる可能性を強く感じています。
2019年07月20日に発表された今回の構想は、五輪を目前に控えた日本が「IT先進国」としての威信を見せる絶好の機会となるでしょう。今後、具体的な登録方法や対応スポットの詳細が発表されるにつれ、訪日客からの注目度はさらに高まっていくと予想されます。日本の玄関口での手厚いサポート体制の構築に期待がかかりますね。
コメント