【2030年への羅針盤】不確実な時代を勝ち抜く!「経営ビジョンのつくりかた」で描く企業の未来図

2020年という大きな節目を目前に控え、ビジネス界では今、10年後を見据えた「長期経営ビジョン」の策定に乗り出す企業が急速に増えています。しかし、日常の業務に追われる中で、10年という長いスパンの戦略を練り上げる経験を持つ担当者は決して多くありません。多くの現場からは、一体何から手をつければ良いのか戸惑う声が上がっているのが実情でしょう。

こうした悩みを解決するために出版されたのが、時吉康範氏と坂本謙太郎氏、そして日本総研「未来デザイン・ラボ」が手掛けた注目の新刊『2030経営ビジョンのつくりかた』です。本書は、単なる理論に留まらず、未来を予測し戦略に落とし込むための具体的な知恵を凝縮した一冊となっています。SNS上でも「これからの時代に必須の思考法だ」といった期待を寄せるコメントが目立ち始めています。

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未来洞察の力で「役立つビジョン」を構築する

本書の最大の核となるのが「未来洞察(フューチャー・インサイト)」という手法です。これは、現在の延長線上で未来を捉えるのではなく、社会の変化の兆しを読み解き、起こりうる複数の未来を想定しながら自社の進むべき道を導き出す戦略的な思考プロセスを指します。この手法を取り入れることで、変化の激しい現代においても、揺るぎない企業の北極星を打ち立てることが可能になるのです。

せっかく立派なビジョンを掲げても、現場が実行する中期経営計画と切り離されていては意味がありません。本書では、2030年のビジョンをいかにして具体的な3カ年計画などの実行部隊へと連動させるかという点に深く切り込んでいます。読者は、抽象的な夢物語を語るのではなく、実際に「役立つ」仕組みとしてのビジョン構築ノウハウを体系的に学ぶことができるでしょう。

私自身の見解としても、デジタル変革や環境問題への対応が急務となる中、目先の利益だけでなく10年単位の視座を持つことは企業の生存戦略に直結すると確信しています。本書には実際の企業事例も豊富に掲載されており、経営層だけでなく次世代を担うリーダーたちにとっても、バイブルのような存在になるはずです。232ページに渡る濃密な知見が、日本企業の未来を明るく照らしてくれるに違いありません。

『2030経営ビジョンのつくりかた』は、日本経済新聞出版社より本体価格2200円(+税)で、2019年07月22日現在、全国の書店にて好評発売中です。四六判という手に取りやすいサイズながら、その内容は組織の運命を左右するほどの重みを備えています。不確実な未来を、自らの手で確かな成長のシナリオへと書き換えたいすべてのビジネスパーソンに、ぜひ手に取っていただきたい珠玉の解説書です。

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