2020年の東京オリンピック・パラリンピックがいよいよ目前に迫り、期待が高まっていますね。そんな中、日経電子版では明治から令和に至るまでのアスリートたちの足跡を振り返る映像コンテンツ「明治から令和まで 五輪アスリートたちの言葉」を公開しています。日本人が初めて世界に挑んだ1912年のストックホルム大会から、現代に至るまでの苦悩と歓喜が、鮮烈な写真と言葉で蘇ります。
日本人初の五輪選手であるマラソンの金栗四三氏は、1912年当時の棄権という結果に対し「終生の遺憾のことで心うずく」という痛切な言葉を残しました。SNSでは「大河ドラマで知った金栗さんの情熱が、この短い言葉に凝縮されている」といった感動の声が上がっています。当時はまだスポーツが「国威発揚」と強く結びついていた時代であり、敗北がどれほど重い意味を持っていたかが伺えるでしょう。
また、1936年のベルリン五輪で金メダルに輝いた前畑秀子選手は「優勝できなかったら死のうと思っていた」と語り、1988年のソウル五輪を制した斉藤仁選手も「これで日本に帰れます」と吐露しました。これらの言葉には、当時の日本代表が背負っていた「日の丸の重圧」が色濃く反映されています。国を代表して戦うことへの並々ならぬ覚悟が、現代の私たちにも強く訴えかけてきますね。
一方で、2000年のシドニー五輪で金メダルを獲得した高橋尚子選手は「とっても楽しい42キロでした」と笑顔で語り、スポーツの新たな楽しみ方を提示しました。アスリートの言葉は、単なる個人の感想に留まらず、その時々の社会のムードや価値観を映し出す鏡のような存在です。苦しみから楽しみへと変化してきた五輪の歴史は、そのまま私たちの歩んできた道のりと言えるのではないでしょうか。
私個人の意見としては、結果だけでなく、その背景にある「言葉」に注目することで、競技の魅力はさらに深まると考えています。特設ページでは、スマートフォンでQRコードを読み込むだけで、こうしたビジュアル豊かなコンテンツを存分に楽しむことが可能です。2019年08月08日現在、東京大会に向けて日々更新される最新情報を、ぜひご自身の目で確かめてみてください。
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