【最新の為替動向】米中貿易摩擦への懸念で円相場が続伸!1ドル106円台前半で推移する今後の展望

2019年08月09日の外国為替市場において、円相場はさらなる上昇を見せました。午後17時の時点では1ドル=106円10銭から11銭の間で取引されており、前日の同時刻と比較して19銭の円高・ドル安が進んだ形となります。このように円が買われる背景には、依然として解消の兆しが見えない米中貿易摩擦への強い警戒感が存在しているようです。

投資家の間では、情勢が不安定になると「低リスク通貨」としての円を選択する動きが強まる傾向にあります。低リスク通貨とは、世界経済の先行きが不透明になった際に、比較的価値が下がりにくいと信頼されている通貨のことです。SNS上でも「やはり有事の円買いは健在か」「105円台突入も視野に入るのでは」といった、今後の動向を注視する声が数多く上がっています。

一方で、この日は円がわずかに値を下げる局面も見受けられました。きっかけとなったのは、中国の金融政策を担う中国人民銀行が朝方に発表した人民元の交換レートの基準値です。この数値が市場の予想よりも「元高」の方向に設定されたため、激化する米中対立への過度な不安が一時的に和らぎ、安全資産とされる円を買い進める動きにブレーキがかかりました。

対ユーロに関しては円が反落するなど、通貨ペアによっても動きに差が出ています。編集部としては、中国当局の姿勢一つで市場の空気が一変する現状に、脆さを感じざるを得ません。実体経済の指標よりも政治的な駆け引きに左右される相場が続いており、個人投資家の皆様にとっては、一瞬の判断が明暗を分ける非常に神経を使う展開が続くでしょう。

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