2019年08月26日、カレーファンの聖地として知られる秋葉原に、新たな歴史の1ページが刻まれました。あの金沢カレーの火付け役として名高い「ゴーゴーカレーグループ」が、金沢で40年もの間愛され続けてきた老舗インドカレー店「ホットハウス」の都内1号店をオープンさせたのです。
実はこの「ホットハウス」、一時は後継者不在という深刻な課題に直面し、その長い歴史に幕を下ろすことも検討されていました。そこへ救いの手を差し伸べたのが、経営者同士の親交があったゴーゴーカレーです。いわゆる「事業承継」という形で大切なブランドと伝統の味が守られることになったわけですが、これは日本の食文化を守るという意味でも非常に意義深い決断だと言えるでしょう。
伝統のスパイスと革新の経営が融合する新名所
ここで少し解説を加えますと、今回の主役である「ホットハウス」は、スパイスの調合にこだわった本格的なインドカレーを専門としています。濃厚なルーとカツが主役の「金沢カレー」とは一線を画す、奥深い香りと刺激が持ち味です。全く異なるジャンルの名店の味を自社ブランドとして引き継ぎ、多店舗展開へと導くゴーゴーカレーの手腕には驚かされるばかりですね。
2018年12月に横浜の商業施設へ関東1号店を出店した際も大変な話題となりましたが、満を持しての東京進出にSNS上でも喜びの声が爆発しています。「金沢まで行かずにあの味が食べられるなんて最高!」「スパイスのパンチが効いていて、これまでのカレーの概念が変わった」といった投稿が相次ぎ、早くもトレンドの兆しを感じずにはいられません。
新しく誕生した「秋葉原本店」はJRの駅からほど近く、座席も37席とゆったり確保されています。個人的には、大資本のチェーン店が持つ展開力と、個人店が長年培ってきた職人の技が融合することで、最高の一皿がより多くの人に届く仕組みを心から歓迎したいと考えています。秋葉原の街に漂うスパイスの香りが、私たちの食生活をより豊かに彩ってくれることは間違いありません。
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