日本電産が挑む冷蔵庫の心臓部革命!エンブラコ買収で狙う「利益率15%」と世界制覇へのシナリオ

日本の製造業を牽引する日本電産が、また一つ大きな勝負に出ました。2019年08月28日、同社は米家電大手のワールプールから買収を完了した冷蔵庫用コンプレッサー事業「エンブラコ」について、今後5年以内に営業利益率を15%まで引き上げるという野心的な目標を掲げました。この数字は製造業界では驚異的な水準ですが、彼らには勝算があるようです。

今回の戦略の鍵を握るのが「モジュール化」という手法になります。これは単一の部品をバラバラに供給するのではなく、複数の部品をあらかじめ組み合わせた複合ユニットとして提供する生産方式を指します。自動車業界などで普及しているこの手法を家電分野に徹底導入することで、組み立て工程の効率化と付加価値の向上を同時に実現する狙いがあるのでしょう。

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新興国市場を射抜く「部品のパッケージ化」という魔法

世界に目を向けると、特に新興国では冷蔵庫などの家電需要が爆発的に伸びています。日本電産はエンブラコの持つ高い技術力に、自社の得意とするモジュール化のノウハウを掛け合わせることで、これらの市場を一気に獲得する構えです。SNS上でも「モーターの王者がついに冷蔵庫の心臓部も支配するのか」といった、期待に満ちた声が多く寄せられています。

私自身の見解としても、このM&A(合併・買収)をテコにした攻勢は非常に理にかなっていると感じる次第です。単なる規模の拡大に留まらず、利益率にこだわる姿勢こそが同社の強みではないでしょうか。部品単体での価格競争から脱却し、システムとして価値を提供する「知的なものづくり」へのシフトは、今後の日本企業が進むべき一つの正解を示していると言えます。

2019年08月28日時点でのこの発表は、世界の家電勢力図を塗り替える号砲となるに違いありません。5年後の2024年に向けて、エンブラコがどのように変貌を遂げ、日本電産の収益基盤を支える柱へと成長していくのか。同社の徹底した合理化精神と、次々に繰り出される買収戦略から、今後も一瞬たりとも目が離せそうにありませんね。

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