信州の空がさらに身近に、そしてドラマチックに広がります。静岡市に拠点を置くフジドリームエアラインズ(FDA)が、2019年10月27日より待望の松本―神戸線を新設することを発表いたしました。これまでは陸路で時間をかけて移動していた信州と関西が、空の道でダイレクトに結ばれることになります。
注目のフライトスケジュールは1日1往復となっており、信州まつもと空港と神戸空港をわずか1時間でつなぎます。特筆すべきはその圧倒的なスピード感でしょう。これまで鉄道を利用していた層にとっても、この時短効果はビジネスや観光のスタイルを根底から変えてしまうほどのインパクトを秘めているはずです。
気になる運賃設定ですが、大人普通運賃は2万5000円と発表されました。しかし、早めの計画を立てる方には素晴らしい朗報がございます。2019年10月27日から同年12月19日までの期間、搭乗日の45日前までに予約を行う「45日前割引」を利用すれば、なんと最安7000円という破格のプライスで航空券を手にすることが可能です。
この戦略的な価格設定に対し、SNS上では「新幹線よりも断然安い」「日帰り神戸旅行が現実味を帯びてきた」といった驚きと期待の声が次々と上がっています。LCC(格安航空会社)にも引けを取らないこの攻めの姿勢こそが、FDAの大きな魅力と言えるでしょう。チケットの販売は2019年08月26日から既にスタートしております。
ビジネスと観光を加速させるFDAの新たな挑戦
FDAの掲げる目標値は、就航後1年間で利用客数4万人から5万人、搭乗率は65%という非常に意欲的な数字です。高橋信常務は、競合する鉄道交通網を意識しつつも、移動時間の短縮と価格競争力において十分な勝機があるとの自信をのぞかせています。1時間という移動時間は、もはや都内を移動する感覚に近いものがありますね。
ここで専門用語の解説を挟みますと、航空業界で重要視される「搭乗率」とは、提供されている座席数に対して実際にどれだけの旅客が搭乗したかを示す割合のことです。この数字が高いほど効率的な運営ができている証拠となります。FDAはこの指標において65%という堅実なラインを狙い、路線の定着を図る構えでしょう。
編集部としての意見ですが、この路線の開拓は単なる移動手段の増加に留まらない意義があると考えています。松本の美しい山々と、神戸のお洒落な港町が直結することで、新たな文化交流が生まれるに違いありません。特に、これまでアクセスに苦労していた世代にとって、この「空のショートカット」は福音となるでしょう。
これからのシーズン、冬の信州でのウィンタースポーツや、神戸の煌びやかなルミナリエを楽しむルートが、ぐっと身近な存在へと変化していきます。地域経済の活性化を担う新しい翼が、2019年10月27日の大空へ向けて、今まさに助走を始めています。皆さんもこの機会に、空からの新しい旅を計画してみてはいかがでしょうか。
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