ラグビーW杯開幕直前!ゴールドウイン株が急騰、日本代表ジャージー20万枚超のヒットで市場の視線が集中

2019年09月20日にいよいよ開幕を迎えるラグビーワールドカップ(W杯)日本大会を目前に控え、東京株式市場ではスポーツアパレル大手のゴールドウインに熱い視線が注がれています。2019年09月18日の取引では、株価が一時前日比440円高の1万7770円まで上昇し、投資家の期待感が数字となって現れました。ラグビー日本代表が着用する公式ジャージーを手掛ける同社にとって、今回の大会はまさに絶好の追い風となるでしょう。

SNS上では、開幕を心待ちにするファンたちが「日本代表のレプリカジャージーを新調した」「カンタベリーのデザインが格好いい」といった声を次々に投稿しており、熱狂の輪が広がっています。特に日本代表が着用する伝統の「桜」のエンブレムが入ったジャージーは、すでに約20万枚の販売を見込むほどの大ヒットを記録しているようです。同社の広報担当者も、売れ行きが非常に順調であることを明かしており、その勢いは本物だと言えるでしょう。

ゴールドウインが展開する「カンタベリー」は、ニュージーランド発祥の世界的なラグビーブランドで、国内の商標権を同社が保有しています。今回のW杯では、日本だけでなくイングランドなど計7カ国の代表チームにウエアを提供しており、世界中のラグビーファンの目に触れる機会が飛躍的に増加するはずです。こうした世界的なスポーツイベントを通じたブランド認知度の向上は、中長期的なファン層の拡大に大きく寄与すると考えられます。

また、ラグビー人気の高まりはドラマの影響も無視できません。社会人ラグビーを舞台にしたドラマがヒットしたことで、競技そのものへの関心が高まり、関連するポロシャツやTシャツの売上も堅調に推移しています。2019年08月に新宿駅近くにオープンした公式グッズショップには、国内外から多くの観光客が詰めかけており、インバウンド需要の取り込みにも成功している様子が伺えるのではないでしょうか。

企業の基礎的な稼ぐ力を示す「業績」も極めて良好です。2019年08月に発表された2019年04月から06月期の連結決算では、純利益が前年同期比で2倍を超える13億円という驚異的な伸びを記録しました。「ザ・ノース・フェイス」や「ヘリーハンセン」といった主力のアウトドアブランドが業績を力強く牽引しており、ラグビー関連の特需が重なることで、さらなる成長への期待が膨らむのは当然の流れでしょう。

ここで専門用語について少し触れておきましょう。投資家が注目する「IR(アイアール)」とは、企業が投資家に対して経営状態や財務状況などの情報を発信する広報活動のことです。今回の株価上昇の背景には、IR担当者による前向きな説明が投資家の安心感を誘った側面もあります。また「移動平均」とは、一定期間の株価の平均値を結んだ線で、現在の価格が過去の傾向から見て高すぎるか安すぎるかを判断する指標の一つです。

私自身の見解としては、単なる一時的なイベント特需に留まらず、ラグビーという文化が日本に根付く大きな転換点になると確信しています。スポーツ用品メーカーが単にモノを売るだけでなく、物語性を伴ったブランド価値を提供できれば、株価はさらなる高みを目指せるでしょう。一方で、2019年09月18日の終値が小幅安となったように、短期的な過熱感には注意が必要ですが、長期的な成長ポテンシャルは極めて高いと感じています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました