街づくりや建設コンサルタントのパイオニアとして知られる株式会社オオバから、2019年12月1日付で実施される極めて重要な人事異動が発表されました。今回の異動は、同社がこれからの未来を見据え、さらなる成長へと舵を切るための強力なメッセージが込められているように感じます。
まず注目すべきは、清水雄氏の新たな役割でしょう。同氏は現在、常務兼執行役員として本社営業本部長や国際業務室長を担っていますが、2019年12月1日からは新たに「新規事業推進室長」を兼務することとなりました。まさに、屋台骨である営業と、未知の可能性を秘めた新領域を一手に担う形となります。
同時に、大場俊憲氏が本社企画本部長に就任することも決定しました。2019年11月時点では本社営業本部副本部長と新規事業推進室長を務めていた大場氏は、上席執行役員として企画の最前線に立ちます。実務の最前線から経営の根幹を支える企画部門へ移ることで、戦略の精度がより高まることが期待されます。
SNS上では、この強力な布陣に対して「現場を熟知したトップ層が新規事業を率いるのは頼もしい」「グローバル展開と国内新事業の両立を本気で狙っているのではないか」といった、期待を寄せる声が目立ちました。安定した既存事業に甘んじない攻めの姿勢が、市場の関心を引いているようです。
企業成長のカギを握る「新規事業」と「企画力」の相乗効果
ここで、今回の人事に出てくる重要な役割について少し整理してみましょう。「新規事業推進室長」とは、会社がこれまで手掛けてこなかった新しいサービスや技術を開発するチームのリーダーを指します。いわば、会社の将来を支える「第二の柱」を創り出す、冒険家のような重責を担うポジションです。
一方、大場氏が就任する「企画本部長」は、会社全体の羅針盤を握る存在といえます。リソースの配分や長期的な目標を立てるこの部署に、新規事業の立ち上げ経験者が入ることで、理論だけで終わらない「実現可能なビジョン」が描けるようになるはずです。これは組織として非常に理想的な配置といえるでしょう。
個人的な見解としては、営業トップの清水氏が新規事業を直接指揮する点に、同社の「売れるサービスを作る」という強い決意を感じます。どれほど優れたアイデアでも、顧客のニーズに直結しなければビジネスとしては成立しません。現場の最前線を熟知するトップが舵を取ることで、スピード感のある展開が望めるでしょう。
2019年12月1日を境に、オオバの組織体制はより柔軟で強固なものへと進化を遂げるはずです。伝統ある企業が、あえてトップ層の役割をシャッフルし、新たな挑戦へと踏み出す今回の人事は、建設コンサルタント業界全体にとっても大きな刺激となるに違いありません。
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