伊藤忠食品が仕掛ける「食×デジタル」の衝撃!2019年秋、EC強化とエブリー出向で流通が変わる

2019年08月26日、食品卸業界の重鎮である伊藤忠食品株式会社から、未来の食卓を予感させる重要な人事異動が発表されました。今回の異動は、2019年10月01日付で実施される予定となっており、その内容は業界内でも大きな話題を呼んでいます。単なる組織の再編に留まらず、デジタル化の波を乗り越えようとする同社の力強い意志が、今回の配置転換からはっきりと読み取れるのです。

まず注目したいのが、営業企画本部において新たな任務に就く上村一仁氏の役割です。上村氏は本部長代行という重責を担いながら、同時に「EC」部門を統括することになりました。ECとは「エレクトロニック・コマース」の略で、私たちが普段利用しているインターネット通販などの電子商取引を指します。卸売業のプロが本格的にネット販売の戦略を強化することで、これまでの流通の仕組みが大きくアップデートされることが期待されるでしょう。

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レシピ動画メディア「エブリー」との強力タッグが加速

さらに、経営企画本部長補佐の星利夫氏が、株式会社エブリーへ出向するというニュースも見逃せません。エブリーといえば、大人気のレシピ動画メディア「DELISH KITCHEN」を運営する、今もっとも勢いのある企業のひとつです。経営の根幹を支える人物をあえて外部のスタートアップへ送り込むという決断には、既存のビジネスモデルに新しい感性を取り入れようとする、同社の並々ならぬ覚悟が感じられます。

この革新的な人事に対し、SNS上では「老舗の卸がついに本気を出した」「レシピ動画と商品の供給網が繋がるのは非常に合理的だ」といった驚きと期待のコメントが数多く寄せられています。スマートフォンの画面で見たレシピから、その場で食材が届くような未来が、すぐそこまで来ているのかもしれません。こうしたポジティブな反応は、消費者が食の利便性向上に対してどれほど敏感であるかを如実に物語っていると言えるでしょう。

筆者の個人的な見解としては、今回の人事こそが、卸売業が「モノを運ぶ存在」から「価値を創る存在」へと進化するためのターニングポイントになると確信しています。膨大な商品データを扱う伊藤忠食品と、消費者の好みを把握するエブリーが手を組めば、無駄のない効率的な社会の実現にも繋がるはずです。2019年10月01日から始まる新体制が、日本の食文化にどのような化学反応を起こすのか、今後の展開から目が離せません。

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