建設コンサルタントの大手として知られる株式会社オオバが、2019年11月22日に新たな人事体制を発表しました。今回の異動は2019年12月1日付で実施されるもので、企業の持続的な成長を左右する「新規事業」と「経営企画」の要職に実力者が配置される形となっています。
特に注目すべきは、清水雄氏が常務兼執行役員として、本社営業本部長や国際業務室長に加え、新たに「新規事業推進室長」を兼務する点でしょう。新規事業推進室とは、既存のビジネスモデルに捉われず、次世代の収益の柱となる新しいサービスや技術を開発・検討する、いわば企業の未来を創る司令塔のような部署を指します。
一方で、これまで新規事業推進室長を務めていた大場俊憲氏は、上席執行役員として「本社企画本部長」に就任されます。企画本部とは、会社全体の経営戦略を練り、各部門の足並みを揃える役割を担う組織です。現場に近い営業本部の副本部長という立場から、より俯瞰的な視点で経営をコントロールする立場へとシフトされることが伺えます。
SNSの反応と編集部の視点:今回の人事が示唆するもの
このニュースに対し、SNS上では「ベテラン層を戦略的なポストに配置し、守りと攻めのバランスを強化している」「国際業務と新規事業を一人の役員が統括することで、海外展開を見据えた新しい動きが出るのではないか」といった、期待に満ちた声が上がっています。
筆者の個人的な見解としては、清水氏に「営業・国際・新規事業」の三権を集中させた点に、同社の強い危機感と意欲を感じます。国内の建設コンサル需要に安住せず、グローバル市場や未知の領域へ積極的に打って出ようとする姿勢は、変化の激しい現代において非常に理にかなった選択だと言えるでしょう。
また、大場氏が企画本部のトップに就くことで、新規事業の種をいかにして会社全体の正規事業へと昇華させるか、その仕組み作りが加速するはずです。2019年12月1日からの新体制が、オオバという老舗企業にどのような新しい風を吹き込むのか、今後の動向から目が離せません。
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