【2019年8月1日発表】フォスター電機が大規模な組織再編を断行!次世代の音響ビジネスを牽引する新体制の全貌とは?

世界的な音響コンポーネントメーカーとして知られるフォスター電機株式会社は、2019年08月01日付で、企業の未来を左右する極めて大規模な人事異動と組織の再編を実施しました。今回の異動は、単なる役職の交代にとどまらず、従来の「SP(スピーカ)事業本部」や「MA(モバイルオーディオ)事業本部」といった枠組みを解体し、営業や技術の機能を横断的に統合しようとする同社の強い意志が感じられる内容となっています。

経営の舵取り役として注目されるのは、経営企画室長に就任した小菅一郎氏でしょう。これまで経営管理本部の経理部門で辣腕を振るってきた同氏が、今後は経営の中枢で戦略立案を担うことになります。SNS上では「経理出身者が企画のトップに立つことで、よりシビアで筋肉質な経営判断が期待できるのではないか」といった、企業の収益構造改善を期待する投資家たちの声が数多く見受けられました。

また、グローバルコーポレートサポート本部の副本部長には梅本正彦氏が就任し、世界展開を加速させるための基盤強化を図ります。フォスター電機は、私たちが日常的に使用するスマートフォンのイヤホンや自動車の車載スピーカにおいて、世界屈指のシェアを誇る「OEM(相手先ブランドによる生産)」メーカーです。それゆえ、グローバルな支援体制の構築は、競合他社に差をつけるための生命線といっても過言ではありません。

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営業・技術部門の統合がもたらす「音のイノベーション」

今回の組織改編で最もドラスティックな変化が見られるのは、営業本部の新体制構築です。従来の事業部ごとの縦割り構造を排し、田中英行氏や原田敏雄氏といった実力者を副本部長に据えることで、マーケットの変化に即応できる体制を整えました。特筆すべきは、第1営業から第6営業まで細分化された営業組織であり、顧客の細かなニーズを的確に吸い上げる仕組みが強化された点にあります。

技術部門においても、三保秀仁氏と石井大策氏の2名が技術本部副本部長に就任するという、非常に手厚い布陣が敷かれました。ここで注目したいのが、第4技術から第7技術、さらには「電子技術」や「アクチュエータ技術」を統括する体制の整備です。アクチュエータとは、電気信号を物理的な動きに変える駆動装置のことで、次世代の触覚フィードバック技術など、オーディオ以外の分野への応用も期待される重要な専門領域です。

私自身の見解としては、今回の再編は単なる効率化ではなく、フォスター電機の「車載事業」と「新規事業」への本気度の表れだと確信しています。車載設計審査室の設立などは、安全性と信頼性が極めて高く求められる自動車業界において、同社の地位を不動のものにするための布石でしょう。2019年08月01日から始まったこの新体制は、同社が「音のスペシャリスト」から「総合ソリューション企業」へと進化する大きな転換点になるはずです。

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