投資家の皆様が熱い視線を送る、2019年10月04日時点の最新決算情報が到着いたしました。今回は、人材サービスから中古車販売、精密機械まで、多岐にわたる業種から5社の第3四半期累計実績を詳しく紐解いていきます。企業の「稼ぐ力」を示す決算数字は、今後の株価を占う上で欠かせない重要な指標となるでしょう。
まずは、障がい者雇用支援などで躍進を続けるエスプール(2471)に注目です。2018年12月01日から2019年08月31日までの期間において、売上高は前年同期の107億円から126億円へと大きく伸ばしました。本業の儲けを示す経常利益も、前年の7億300万円から12億1100万円へと驚異的な成長を遂げており、市場の期待を裏切らない結果といえます。
SNS上では、このエスプールの力強い数字に対して「成長の勢いが止まらない」「中長期での保有が楽しみ」といったポジティブな意見が目立ちます。一方で、バイク王&カンパニー(3377)の劇的な黒字転換も話題をさらいました。前年同期の経常利益はわずか300万円でしたが、今期は1億8300万円へと跳ね上がり、1株利益も4.7円と見事な回復を見せています。
ここで専門用語を少し解説しましょう。決算でよく目にする「経常利益」とは、会社が普段の活動を通じてどれだけ利益を出したかを表すもので、まさに実力を示す「本音の数字」と言えます。また、「1株益」とは1株あたりの純利益を指し、投資家が手にする利益の分け前を測るための大切な物差しです。これらの数字が右肩上がりであることは、企業が健全に育っている証拠でしょう。
一方、工作機械大手の不二越(6474)は、世界経済の不透明感からか、経常利益が前年の109億4100万円から95億2700万円へと微減しました。通期での1株利益は326.0円を見込んでいますが、製造業を取り巻く環境の厳しさが伺えます。これに対し、機械商社のマルカ(7594)は1株利益が147.1円から255.9円へと急増しており、明暗が分かれる形となりました。
住宅資材卸の北恵(9872)も、堅実な歩みを見せています。経常利益は前年の5億6600万円から6億9200万円へと増加しており、市場からは「底堅い推移」との評価を受けています。私自身の見解としては、数字の増減だけに一喜一憂せず、その背景にある各社の戦略や業界構造の変革にまで踏み込むことが、賢明な投資判断への第一歩だと確信しております。
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