2019年10月04日、ゲーム業界は今、かつてないほどの熱気に包まれています。先日の東京ゲームショウ2019でも大きな話題となりましたが、現在のトレンドは「マルチデバイス化」に集約されるでしょう。これは、家庭用ハードやPC、スマートフォンといった垣根を飛び越え、一つの作品を多様な環境で楽しめる仕組みを指します。ネットでのダウンロード販売が当たり前になったことで、プレイヤーは物理的なディスクに縛られず、いつでも最新作に触れられる時代が到来したのです。
特に注目を集めているのが、2019年09月27日に発売されたNintendo Switch版『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』です。2年前に他機種で発売された名作ですが、今作では豪華声優陣によるボイス追加など、ファン垂涎の新要素が惜しみなく投入されました。SNSでは「ボイスがあるだけで没入感が違う」「Switchでどこでもドラクエができるのは最高」といった歓喜の声が溢れており、単なる移植に留まらない熱狂を巻き起こしています。
任天堂の緻密なハード戦略と「大人向け」への脱皮
任天堂は現在、ソフトとハードの両面で盤石な体制を築きつつあります。2019年08月30日にはバッテリー持続時間を強化した新型Switchを投入し、さらに2019年09月20日には携帯専用の『Nintendo Switch Lite』を世に送り出しました。価格.comでのアクセス数が7月から約4割も増加していることからも、ユーザーの関心の高さが伺えるでしょう。このタイミングでの人気タイトル投入は、戦略的な手腕が際立っています。
これまでの任天堂はファミリー向けという印象が強かったですが、最近は「ニンテンドーeショップ」の充実により、大人のコアファンが唸るようなタイトルも増加しました。専門用語で「サブスクリプション」と呼ばれる定額制サービスも、AppleやGoogleが参入し、ゲームを「所有する」から「いつでも選んで遊ぶ」スタイルへと劇的に変えつつあります。こうした時代の変化を、任天堂も見事に捉えているようです。
PlayStation4の底力と独創的な最新タイトルの期待感
一方でソニーのPlayStation4も、年末から2020年初頭にかけての攻勢から目が離せません。特に、世界中のファンが待望する小島秀夫氏の最新作『DEATH STRANDING(デス・ストランディング)』が11月に発売を控えています。東京ゲームショウでの最新映像公開は、まさに独創的な世界観で圧倒するものでした。SNS上でも「これまでにない体験ができそう」と、その革新的な内容に期待が膨らんでいます。
さらに、これまで任天堂ハードの専売特許だった『妖怪ウォッチ』が12月にPS4版で登場するなど、ハードの壁はさらに低くなるでしょう。私自身、こうした「機器の垣根」を超えた展開は、ユーザーの選択肢を広げる素晴らしい進化だと確信しています。どのハードを持っていても、自分の好きなタイミングで最高峰のエンターテインメントに触れられる喜び。2019年の秋は、ゲームの未来を形作る歴史的な転換点となるはずです。
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