地球温暖化対策の切り札として注目される、二酸化炭素(CO
2
)の新たな活用技術。この分野で、日本の産業界をリードする出光興産、宇部興産、そして日揮の3社が、画期的な挑戦をスタートさせました。2019年6月19日、この3社は共同で「\text{CCSU}$研究会」を設立し、産業廃棄物と大気中に放出されるはずの$\text{CO}_2を組み合わせ、コンクリートなどの重要な原料となる「炭酸塩」を製造する技術確立を目指す、というのです。
この取り組みの最大の魅力は、環境負荷の低減と経済性の両立にあります。通常、地球温暖化の原因とされる$\text{CO}_2は、排出量を減らすためのコストがかさむことが課題でした。しかし、この技術では、排出される\text{CO}_2を他の製品の原料として活用することで、\text{CO}_2排出削減をより低コストで実現できると期待されています。言い換えれば、厄介者の\text{CO}_2が、逆に収益を生み出す「宝の山」に変わる可能性があるのです。\
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