2019年5月27日、日本の経済界のトップに心配なニュースが飛び込んできました。日本経済団体連合会(経団連)は、中西宏明会長(73)が体調不良のため、検査入院したと発表したのです。「経団連」とは、日本の主要企業が加盟する、財界の「総本山」とも言える最も影響力の大きな経済団体を指します。中西会長は2019年5月30日に開催される定時総会で就任2年目を迎える予定でしたが、この重要な総会も欠席されることになります。
発表によりますと、中西会長は2019年5月初旬から体調が優れず、5月20日には事務方に疲労感や食欲不振といった症状を報告していました。現職の経団連会長が体調不良を理由に休養するのは、これが初めてという異例の事態です。この一報に、SNS上では「財界トップが倒れるとは」「中西会長、どうかご無事で」「就任以来、精力的に動き回っていた印象。無理がたたったのでは」といった、驚きと健康を気遣う声が広がっています。
中西会長は「当面の間、お約束したスケジュールをキャンセルせざるを得なくなりました。ご迷惑をおかけし申し訳ございません」とのコメントを出しました。病名や入院期間は公表されていませんが、2019年6月末ごろまでは会長職を休み、都内の病院で精密検査を受ける見通しです。経団連の事務総長は、中西会長のこの1年間の日程が「これまでの会長よりかなりタイトだった」と述べており、財界トップとしての激務が体調に影響した可能性がうかがえます。
会長不在となる2019年5月30日の「定時総会」(年に一度の重要な総会)は、中西氏に代わって審議員会議長の古賀信行氏(野村ホールディングス会長)が議長代理を務めることになりました。会長職の代行は特に置かないとのことです。まずは中西会長の一日も早いご快復が待たれます。
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