2019年10月23日の香港株式市場において、インフラ建設の巨人である中国鉄建(チャイナ・レイルウェイ・コンストラクション)の株価が3営業日ぶりに反発を見せました。投資家たちの視線を釘付けにしたのは、同社が発表した驚異的な受注実績にほかなりません。発表によれば、2019年01月から2019年09月までの累計新規受注額は、前年の同時期と比較して25%も増加し、約17兆円という天文学的な数字に達したのです。
SNS上では「これほどの大規模案件を次々と成約させるとは、さすが国策企業だ」といった驚きの声や、「中国政府による景気刺激策の恩恵が数字として明確に表れた」と分析する投稿が相次いでいます。今回の受注増の背景には、中国政府が景気の下支えを目的として、鉄道や道路といった社会資本の整備を強力に推し進める「インフラ投資のテコ入れ」があります。こうしたマクロ経済の動向が、同社の業績に目に見える形で追い風を吹かせているのでしょう。
ここで専門用語について触れておきますと、「新規受注額」とは、その期間中に新たに契約を結んだ工事やサービスの総額を指します。これは将来の売上高を予測するための重要な先行指標であり、この数字が伸びていることは企業の成長性が極めて高いことを意味します。私は、米中貿易摩擦などの不透明な経済情勢下において、内需主導で確実に数字を積み上げる同社の底力は、投資家にとって非常に魅力的な選択肢に映ると確信しています。
インフラ建設は一国の経済を支える大動脈であり、中国鉄建が果たす役割は今後さらに重要性を増していくに違いありません。政府の強力なバックアップを背に、同社がどのように巨大プロジェクトを完遂していくのか、その手腕には今後も大きな期待が寄せられるでしょう。安定した成長を求める市場のニーズに応えるかのように、この反発劇は投資家たちのマインドを明るく照らすニュースとなりました。
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