日本相互証券、新社長に野村証券出身の榊原正一氏が就任。金融市場の「プロ」を支える中核企業がトップ交代

日本の金融市場を支える重要な企業で、トップが交代します。2019年5月28日、日本相互証券は、2019年6月17日付で新社長に榊原正一(さかきばら・しょういち)氏が就任すると発表しました。金融業界の関係者からは、この人事に静かな注目が集まっています。

「日本相互証券」という名前は、一般にはあまり馴染みがないかもしれません。この会社は、証券会社同士が債券などを売買する際の仲介役を担う「業者間取引業者(IDB)」であり、いわば金融市場の「プロ」たちを裏側で支える、欠かせないインフラ企業なのです。

新社長に就任する榊原氏は56歳、京都府のご出身です。1986年(昭和61年)に大阪市立大学商学部を卒業後、国内最大手の野村証券に入社されました。同社で執行役員や常務、2019年からは副会長を務めるなど、まさに証券ビジネスの最前線で豊富なキャリアを積んできた人物です。

証券業界の第一線を知るベテランが、市場の中核を担う企業のトップに立つことになります。なお、現社長の近藤秀一氏は、引き続き「代表権のある会長」に就任し、経営を支えていくとのことです。「代表権のある」とは、法的に会社を代表する権限を引き続き持つことを意味します。

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