毎朝、重たいおむつの束に一枚ずつ名前を書き、保育園へ持参する作業は、共働き世帯にとって小さくない負担となってきました。そんな育児の「当たり前」を劇的に変えようとしているのが、大阪市に拠点を置くベビージョブ株式会社です。同社は現在、保育所向けに紙おむつのサブスクリプション、つまり月額定額制で使い放題になる画期的なサービスを展開しており、多くの保護者から熱い視線を浴びています。
この便利なサービスが、2020年春を目処にさらなる進化を遂げることが発表されました。ベビージョブは、業界最大手の保育業務支援システム「コドモン」を運営する株式会社コドモンと業務提携を結びます。この連携により、保護者が日々の欠席連絡や園からの連絡事項を確認するために利用している専用のスマートフォンアプリから、直接おむつの定額利用を申し込めるようになる見通しです。
煩雑な手続きをワンストップで!ICT活用がもたらす育児革命
「サブスクリプション」とは、商品を購入するたびに代金を支払うのではなく、一定期間の利用に対して料金を支払う仕組みを指します。今回の提携によって、保護者は別のサイトに登録する手間が省け、使い慣れた連絡アプリの中で全ての手続きを完結できるようになるでしょう。SNS上でも「名前書きから解放されるなら安いもの」「アプリで完結するのは助かる」といった、利便性の向上を歓迎する声が早くも広がっています。
編集者の視点から見れば、この取り組みは単なる時短ツールに留まりません。保育現場における「おむつの個別管理」という保育士側の重労働を削減する一石二鳥の策と言えます。2019年10月25日現在、育児現場のIT化(ICT化)は急速に進んでいますが、企業同士が手を取り合うことで、よりシームレスな体験が提供されることは、日本の少子化対策における一つの希望の形ではないでしょうか。
今後、2020年春の本格始動に向けて、どれほどの園がこのシステムを導入するかが普及のカギを握るでしょう。デジタル技術を駆使して、保護者も保育士も笑顔になれる環境が整うことを切に願っています。こうした「育児のインフラ」が整うことで、心のゆとりを持って子供と向き合える時間が増えるはずです。新しい育児のスタンダードが、まさに今、ここから始まろうとしています。
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