2019年10月の台風被害により、北陸新幹線の東京から金沢間では直通列車の運休という異例の事態が続いています。しかし、そんな逆境を跳ね返すかのように、北陸の観光地には力強い復調の兆しが見え始めました。代替交通手段がスムーズに機能し始めたことで、多くの旅行者が再びこの地に足を運んでいるのです。
2019年10月20日の日曜日、金沢駅のホームは在来線特急を利用して訪れた人々で大きな賑わいを見せました。北陸新幹線の代わりに「米原駅」や「京都駅」を経由するルートが広く浸透した結果でしょう。SNS上でも「時間はかかるけれど、車窓からの景色も楽しみながら金沢へ向かっている」といった前向きな投稿が目立ちます。
主要観光スポットに客足が回帰!通常運行の再開も目前に
金沢を代表する名所である「兼六園」や「金沢21世紀美術館」でも、入園者数が例年と同等の水準まで回復していることが判明しました。ここで言う「在来線特急」とは、新幹線以外の既存の線路を走る急行列車のことですが、これが物流や観光の「代替交通(代わりの輸送手段)」として見事に役割を果たしているのです。
嬉しいニュースはこれだけではありません。JR各社の懸命な復旧作業により、2019年10月25日からは通常の9割程度の本数で運行が再開される見通しとなりました。完全復旧ではないものの、主要な足が戻ってくることで、観光客の利便性は飛躍的に向上するはずです。復興へのステップが着実に進んでいると言えるでしょう。
私は、今回の迅速な対応こそが日本のインフラの強さだと確信しています。新幹線が止まっても「北陸へ行こう」という熱意を失わなかった観光客と、それを支えた鉄道スタッフの努力には敬意を表さずにはいられません。今こそ、私たちも北陸を訪れることで、地域の経済を直接応援していくべき時期ではないでしょうか。
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