2019年11月23日、アメリカ・フロリダ州の太陽が照りつけるティブロンGCにて、米女子ゴルフツアーの今季最終戦「CMEツアー選手権」の第3ラウンドが開催されました。日本勢のエースとして期待を背負う畑岡奈紗選手は、9位タイという絶好の位置からスタートしたものの、この日は思うようなチャージをかけることができず、通算5アンダーの211で24位へと順位を下げています。
畑岡選手は2つのバーディーを奪いながらも3つのボギーを叩く苦しい展開となり、スコアを1つ落とす73という結果に終わりました。ゴルフにおける「パー72」という基準の打数に対し、1打上回るスコアは彼女の実力を考えると少しもどかしい内容だったかもしれません。SNS上では「明日の最終日に爆発してほしい!」「最後まで諦めないで」といったファンからの熱烈なエールが数多く寄せられています。
世界の強豪がひしめく上位陣と畑岡奈紗の現在地
現在、大会のトップを快走しているのは韓国の実力者、金世煐(キム・セヨン)選手です。彼女はこの日も68という素晴らしいスコアを叩き出し、通算16アンダーで首位を盤石なものにしています。2位には地元アメリカのスターであるネリー・コルダ選手がつけており、ハイレベルな優勝争いが繰り広げられています。首位との差は11打まで広がりましたが、ゴルフは何が起こるか分からないスポーツです。
ここで少し専門用語を解説しますと、今回のような「ツアー選手権」はシーズンの締めくくりとなる非常に格式高い大会です。予選落ちがなく、選ばれし上位選手のみが出場できるため、どの順位にいても世界ランクや賞金ランキングに大きな影響を与えます。畑岡選手がここからどれだけ順位を戻せるかは、来シーズンへの弾みを付ける意味でも極めて重要なポイントとなるでしょう。
編集者の視点から言わせていただければ、畑岡選手のポテンシャルは世界トップクラスであることは間違いありません。第3ラウンドでの停滞は、最終日に向けてエネルギーを蓄えている証拠だとも捉えられます。技術的な「キレ」が戻れば、2019年11月24日の最終日には驚異的な追い上げを見せてくれるはずです。彼女の勝負強さがフロリダの風を味方につける瞬間を、私たちは固唾を呑んで見守っています。
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