難病と戦う小さな司令塔がBリーグ・大阪エヴェッサへ電撃入団!「走るバスケ」と共に歩む勇気と希望の物語

プロバスケットボールBリーグのコートに、新たな「希望の星」が誕生しました。大阪エヴェッサは2019年10月末、再生不良性貧血という難病と向き合いながら療養を続ける小学4年生、土田琉偉さん(10歳)の入団式を華やかに執り行いました。

この素敵なプロジェクトは、長期療養中の子供たちがスポーツチームの一員として活動することで、自信や社会性を育む支援を行うNPO法人「Being ALIVE Japan」が企画したものです。大阪エヴェッサによる受け入れは昨シーズンに続き2人目となります。

琉偉さんはもともとエヴェッサのスクールに通うバスケ少年でしたが、2019年春に病魔が襲いました。大好きな競技から離れ、気落ちする日々を過ごしていた彼にとって、退院の時期に重なったこの入団は、まさに最高のプレゼントとなったに違いありません。

「プロ選手をお手本に、もっとシュートが上手くなりたい」と瞳を輝かせる琉偉さん。彼は2020年4月まで月に数回、練習でのリバウンド回収や試合前の備品準備といったチームのサポート業務に携わり、プロの魂を間近で吸収していく予定です。

SNS上では「これぞスポーツの持つ力」「エヴェッサの温かい取り組みに涙が出る」といった感動の声が広がっています。プロの世界に身を置くことは、病気と戦う子供にとって何にも代えがたい「生きる活力」となるはずです。

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名将の帰還と新生エヴェッサの躍進

そんな新メンバーの期待に応えるかのように、今シーズンの大阪エヴェッサは目覚ましい快進撃を見せています。2019年11月には怒涛の5連勝を飾り、シーズンの4分の1を終えた時点で10勝5敗、堂々の西地区首位に君臨しているのです。

チームの変革を支えるのは、かつてbjリーグ3連覇を成し遂げた伝説の指揮官、天日謙作ヘッドコーチの復帰です。アイラ・ブラウン選手ら実力派の加入により、選手の半数が入れ替わったチームは、今まさに「走るバスケ」という新たな武器を磨いています。

「再生不良性貧血」とは、血液を作る細胞が減ってしまう大変な病気ですが、琉偉さんの挑戦は同じ境遇の子供たちに大きな勇気を与えるでしょう。スポーツが単なる勝敗を超え、誰かの人生を支える光になる瞬間を、私たちは目撃しています。

安井直樹社長は、スポーツには感情を揺さぶり、勇気を呼び起こす力があると力説されています。琉偉さんの「CS(チャンピオンシップ)に出てほしい」という願いは、今やチーム全員の、そしてファンの共通の夢としてコートに響いています。

12月は強豪との対戦が続く過酷なスケジュールですが、京都から移籍した若き司令塔・伊藤達哉選手も闘志を燃やしています。新しい仲間と共に、大阪エヴェッサがBリーグ発足以来初の頂点へ駆け上がる姿を、全力で応援せずにはいられません。

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