岩手県北上市に誕生したばかりの最新鋭拠点、キオクシア岩手の北上工場が、いよいよ本格的な始動に向けて熱を帯びています。半導体業界の巨人であるキオクシアが誇るこの新工場にて、2019年11月22日、北上地区消防組合と合同での防災訓練が華々しく執り行われました。最先端のテクノロジーが集結する場所だからこそ、安全に対する意識も非常に高く、地域社会との強固な連携が伺えるイベントとなったようです。
今回の訓練は、来たる2020年3月に控えた「3次元フラッシュメモリー」の量産開始に向けた重要なステップといえるでしょう。このメモリーは、スマートフォンやデータセンターに欠かせない記憶媒体であり、データを立体的に積み上げることで大容量化を実現する画期的な技術です。SNS上でも「地元に世界レベルの工場ができるのは誇らしい」「安全対策がしっかりしていて安心感がある」といった期待の声が続々と寄せられています。
高所救助から避難経路の確認まで!徹底した安全意識の高さ
訓練当日は、従業員一人ひとりが避難経路を再確認しただけでなく、消防隊による迫力満点のはしご車を用いた救出活動も実施されました。万が一の事態を想定し、高所からの救助手順を実戦さながらにシミュレーションする姿からは、操業開始に向けた一切の妥協を許さない姿勢が伝わってきます。工場という閉鎖的な空間において、外部の消防組織と連携を深めることは、有事の際の初動を早めるためにも極めて有効な手段です。
編集者の視点から見ても、これほど大規模な施設が稼働前に地域と手を取り合う姿は、企業の信頼性を高める素晴らしい取り組みだと感じます。世界をリードする半導体生産拠点として、技術力だけでなく「安全力」においてもトップクラスであることを証明したのではないでしょうか。北上工場が世界中のデジタルデバイスを支える日は、もうすぐそこまで来ています。地域一体となってこの巨大プロジェクトを支えていく熱量が、冬の岩手を熱くさせていました。
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