茨城キリスト教大学の驚異的な就職率97.7%を支える秘密!EQ(心の知能指数)で「自分らしさ」を武器にするキャリア支援の極意

就職活動において、単なる資格や学歴以上に注目を集めている指標があることをご存知でしょうか。茨城県日立市に位置する茨城キリスト教大学では、2019年3月卒業生の就職率が97.7%という驚異的な実績を叩き出しています。その成功を裏から支えているのが、伝統的に重視されてきた「EQ(心の知能指数)」を活用した独自のキャリア支援体制なのです。

そもそも「EQ(Emotional Intelligence Quotient)」とは、自分や他者の感情を正確に捉え、それを適切にコントロールすることで、より良い行動へと結びつける能力を指す専門用語です。知能指数を測るIQが「頭の良さ」を示すのに対し、EQは「心の知動」とも呼ばれ、ビジネスや対人関係を円滑に進めるための重要な鍵として、昨今の採用現場でも非常に高く評価されています。

SNS上では、この「EQ重視」の教育方針に対し、「自分を客観視できるのは強い」「内定率の高さも納得のサポート体制」といった感銘を受ける声が広がっています。キャリア支援センター長を務める山田耕一氏は、2000年の組織改編を機に、学生や教職員の繋がりを深める手段としてこの指標を導入したと語ります。それは、自ら考え行動することを尊ぶ同大学の建学の精神とも見事に合致したのです。

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1年生からスタートする自己分析と未来の設計図

多くの学生が抱える「自分に自信が持てない」という不安や、周囲の目が気になってしまう悩みは、就職活動が本格化してから向き合うのでは時間が足りません。そこで茨城キリスト教大学では、2019年11月20日現在、入学直後の1年生全員を対象にEQによる行動特性検査を実施しています。内省、発信力、受信力の3つの観点から自分の特性を数値で可視化していくのです。

この支援の素晴らしい点は、検査をして終わりではないところでしょう。1年次の4月から7月にかけて、専門スタッフが学生一人ひとりに結果を丁寧にフィードバックし、強みと弱みへの「気づき」を促します。年間約4,000件にも及ぶ個別面談を通じて、学生は自分の心の癖を理解し、納得のいくキャリアをデザインするための土台を築き上げていくことが可能となります。

さらに、就職活動の足音が聞こえてくる3年生の後期には、EQの再受検が推奨されています。時間の経過とともに成長した自分を確認できるだけでなく、希望する職種との相性を客観的なデータで照らし合わせることができるのです。例えば、共感力が求められる福祉職や、解決力が問われる教職など、目指す道に必要な素養を数値として把握できるのは、学生にとって大きな指針となります。

私個人の意見としては、このように「数字」を用いて抽象的な「心」を捉え直す試みは、変化の激しい現代社会において極めて理にかなったアプローチだと感じます。自分を深く知ることは、単なる内定獲得のためだけではなく、社会に出た後のレジリエンス(折れない心)を養うことにも直結するはずです。一人ひとりに寄り添うこの教育の形こそが、高い就職率の真の理由なのではないでしょうか。

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