【2025年までに300台導入へ】凸版印刷のAIサイネージ「ぼっとふれんず ビジョン」が観光客を多言語サポート!JR横浜駅で実証実験

2019年6月21日、情報加工分野で知られる凸版印刷が、革新的な多言語AIサイネージを開発しました。このシステムは、チャットボット機能と遠隔対話機能を兼ね備えており、急増する訪日外国人観光客への案内対応を大幅に進化させる可能性を秘めています。その有用性を確かめるため、2019年8月5日から2019年11月10日という期間、特にラグビーワールドカップ開催と一部日程が重なる時期に、JR横浜駅への設置が決定したのです。

この新型AIサイネージ「ぼっとふれんず ビジョン」は、JR横浜駅構内に2台設置される計画です。単なる情報掲示板ではなく、あたかもスタッフと対話しているかのような双方向コミュニケーションを実現しています。まず核となるチャットボットは、日本語、韓国語、中国語、そして英語の4カ国語に対応しており、基本的な観光案内業務を担うことが期待されています。多言語対応は、外国人観光客にとって大きな安心材料になることでしょう。

さらに「ぼっとふれんず ビジョン」の強みは、情報連携の深さにもあります。乗り換え案内の定番ソフト「駅すぱあと」、地図情報の「MapFan」、そして飲食店の情報を提供する「ホットペッパーグルメ」といった、生活に密着した各種サービスと連携しているのです。これにより、利用者は会話を通じて知りたい情報を得られるだけでなく、その情報が画面上に具体的に表示されるため、よりスムーズで分かりやすい案内を受けられるでしょう。まさに、駅利用者の利便性向上と、日々多忙な駅員の負担軽減という、一石二鳥の効果が期待できます。

特に注目すべきは、遠隔対話機能の実証です。ラグビーワールドカップが開催される2019年9月20日から2019年11月2日の期間中、時間帯を限定して、遠隔にいるスタッフが対話対応を行うことが予定されています。この際、サイネージにはバーチャルキャラクターが表示され、あたかもそのキャラクターが利用者に話しかけているかのような設定で対話が進められます。これは、AIでは対応しきれない複雑な質問や、より人間味のある温かい対応が必要な場合に、遠隔から人を介することでサービスの質を担保する試みと言えるでしょう。東京五輪も目前に迫る中、この実証実験は、観光客対応の未来を占う上で、極めて重要なデータをもたらすはずです。

このプロジェクトに対するSNSでの反響は非常に大きく、「多言語で対応してくれるのは本当に助かる」「駅員さんの負担が減るのは素晴らしい」といった、利便性向上への期待の声が多数見受けられます。また、「遠隔でも人が対応してくれるなら安心」といった、技術と人の力の融合に対する肯定的な意見も目立っています。凸版印刷は、この実証実験で得られた課題を綿密に検証し、「ぼっとふれんず ビジョン」を2025年までに全国の駅や役所、商業施設などに300台導入するという意欲的な目標を掲げています。このAIサイネージが、今後の公共施設のデジタル接客の新たな標準を築くことは間違いないでしょう。

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