【デビスカップ2019】錦織圭不在の日本代表が激闘!フランスを追い詰めた西岡良仁の覚醒と次戦セルビアへの希望

テニスのワールドカップとも称される「デビスカップ」が、2019年11月18日からスペインのマドリードで幕を開けました。新生デビスカップとして注目を集める今大会において、日本代表は2019年11月19日に前回大会準優勝の強豪フランスと対戦し、惜しくも1勝2敗で敗れました。しかし、その内容は決して悲観するものではなく、むしろ日本の底力を世界に知らしめる衝撃的なものだったのです。

試合後、コートを去る日本チームを包み込んだのは、会場を埋め尽くす観客からの温かい拍手でした。対戦相手であるフランスの選手たちが自ら歩み寄り、日本の健闘を称える姿が非常に印象的でした。大黒柱である錦織圭選手を欠く布陣でありながら、優勝候補の一角をあと一歩のところまで追い詰めた戦いぶりに、SNS上でも「日本テニスの層の厚さに感動した」「西岡選手の気迫がすごい」といった絶賛の声が相次いでいます。

この激闘の立役者となったのは、日本の若きエースとして成長著しい西岡良仁選手でしょう。第1試合では内山靖崇選手が、ツアー通算18勝を誇るベテランのジョーウィルフリード・ツォンガ選手に屈してしまいます。重苦しい空気が流れる中、第2試合に登場した西岡選手は、格上のガエル・モンフィス選手を相手に「自分にもチャンスはある」と強い信念を持ってコートに立ちました。

西岡選手は、2019年シーズンに世界ランキングのトップ10から初勝利を挙げるなど、飛躍の年を過ごしています。彼が得意とするのは、どんなボールも拾い続ける「粘り強さ」ですが、今大会ではそこに「要所での積極性」が加わりました。守るだけでなく、ここぞという場面で自ら攻撃を仕掛ける大胆なプレーが結実し、強敵モンフィス選手から見事な勝利をもぎ取ったのです。

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満身創痍のダブルスで見せた日本の誇り

勝負の行方は最終戦のダブルスへと持ち越されました。内山靖崇選手とマクラクラン勉選手のペアが挑んだのは、生涯グランドスラム(テニスの四大大会すべてで優勝すること)を達成している世界最強クラスのペアです。内山選手は試合中に壁に激突して右手を負傷するというアクシデントに見舞われましたが、痛みに耐えながら最後まで接戦を演じる姿は、見る者の心を揺さぶりました。

結果としてフランスに軍配が上がりましたが、岩渕聡監督は「次につながる戦いはできた」と選手たちの健闘を称え、前を向いています。次戦の相手は、世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ選手を擁するセルビアです。厳しい戦いが予想されますが、今回のフランス戦で見せた粘り強さと爆発力があれば、決勝トーナメント進出の望みは決して消えていないと言えるでしょう。

個人的な見解を述べさせていただくと、今回の日本チームの戦いは、個人の技術を超えた「チームの絆」を感じさせる素晴らしいものでした。錦織選手が不在というプレッシャーの中で、西岡選手がリーダーシップを発揮し、内山選手が怪我を厭わず戦い抜く姿は、まさに日本代表の誇りです。セルビア戦では、この勢いそのままに「奇跡」を起こしてくれることを期待してやみません。

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