株価予測の基本「ローソク足」をマスター!テクニカル分析で絶好の買い時を見極める秘訣

お気に入りの企業の株を買いたいけれど、いつ注文を出せばいいのか迷ってしまう。そんな投資の入り口で立ち止まっている方にぜひ知っていただきたいのが「テクニカル分析」という手法です。これは過去の値動きをグラフ化した「チャート」から、投資家の心理や相場のリズムを読み解く、まさに投資の地図とも言える存在です。

株価は企業の業績や景気の波に左右されるものですが、実はチャート上には一定の「勝ちパターン」や「法則性」が隠れていることが少なくありません。2019年11月30日現在、プロも個人投資家もこぞって活用している代表的な分析ツールが、日本で生まれた世界に誇るべき発明「ローソク足」なのです。

ローソク足とは、特定の期間における「始値(はじめね)」「高値(たかね)」「安値(やすね)」「終値(おわりね)」という4つの価格を、まるで1本のローソクのような図形で表したものです。SNSでも「形を見るだけで相場の勢いが分かる」と、初心者から上級者まで幅広く親しまれています。

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陽線と陰線で読み解く!相場の勢いと「ひげ」の正体

図形の中心にある長方形は「実体」と呼ばれ、取引開始時より価格が上がって終われば白抜きの「陽線」、下がれば黒塗りの「陰線」となります。この実体から上下に伸びる線が「ひげ」です。上に伸びればその期間の最高値を示す「上ひげ」、下なら最安値を指す「下ひげ」となり、投資家たちの攻防の跡を物語ります。

例えば、実体が非常に長くひげのない「大陽線」は、一日中買い注文が殺到した証であり、力強い上昇トレンドの幕開けを予感させます。反対に「大陰線」が出現した際は、売り圧力が極めて強いことを示唆しているため、警戒が必要です。こうした形状の組み合わせで、次に何が起こるかを予測していくのが醍醐味と言えるでしょう。

なかでも注目したいのが「カラカサ」と呼ばれる形状です。これは下ひげが非常に長く、まるで傘のような姿をしています。一度は大きく売られたものの、その後猛烈な買い戻しが入ったことを意味しており、安値圏でこれが出現すると「底を打った」という強力な反転シグナルになるのです。

リクルート株にみる的中例!テクニカル分析を武器にする

実際に2019年8月29日のリクルートホールディングスの株価を見てみると、下落局面の真っ只中でこの「カラカサ」が見事に現れました。一時的に約4カ月ぶりの安値を叩き出しながらも、取引終了にかけて急反発。この日を境に潮目が変わり、11月末までに約900円もの大幅な上昇を記録しています。

一方で、カラカサを逆さにしたような「トンカチ」にも注意を払いましょう。長い上ひげを持つこの形が高値圏で出ると、上昇の勢いが尽きて下落に転じる予兆とされます。私は、投資において「感」に頼る危うさを、こうした視覚的なデータが補ってくれる点にテクニカル分析の最大の価値があると考えています。

もちろん、チャート分析が100パーセント的中する魔法ではありません。しかし、企業のファンダメンタルズ(基礎条件)にこの分析を組み合わせることで、根拠のある投資判断が可能になります。数字の裏にある投資家たちの熱量を感じ取り、一歩先を行く賢い投資スタイルを確立してみてはいかがでしょうか。

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