スマートフォン(スマホ)ゲームの開発・運営で知られる株式会社コロプラが2019年6月21日、衝撃的な発表を行いました。なんと、同社の従業員2名が、自社で手がける人気スマホゲーム**『最果てのバベル』の売上ランキングを不正に操作しようと、不適切な取引を行っていたというのです。これはゲーム業界全体に波紋を広げるであろう、極めて重要な事態であると言えるでしょう。
この不正取引の具体的な内容は、自社の費用として850万円もの大金を使い、特定の取引先に対して『最果てのバベル』への「課金」、すなわちゲーム内アイテムを購入するよう依頼していたというものです。ゲームの売上高ランキングは、ユーザーの純粋な購入意欲を示す指標であり、これが高ければ高いほど、ゲームの注目度や新規ユーザー獲得に有利に働きます。しかし、この行為は、外部からはあたかも多くのユーザーが課金しているかのように見せかける、「見せかけの売上」を作り出す行為に他なりません。
今回の事態は、匿名の通報によって明るみに出たとのことです。その通報を受け、調査を進めたところ、2019年6月13日に取引先が実際に課金を行った疑いが判明いたしました。本来、ランキングは多くのゲーム会社にとって「看板」とも言える重要な指標であり、公正さが求められます。今回の行為は、その信頼性を根本から揺るがすものと言わざるを得ません。企業の信用や、ユーザーが抱くゲームへの熱意を損なうことになりかねないため、非常に遺憾な出来事ではないでしょうか。
この報道を受けて、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上では、大きな反響が巻き起こっています。多くのゲームユーザーからは、「ランキングの信憑性がなくなる」「850万円もかけてまでやる必要があったのか」といった批判的な意見や、「残念だ」「今後の調査に注目したい」といった失望の声が多数上がっています。特に、日頃から同社のゲームを愛好しているファンにとっては、裏切られたような気持ちになる出来事でしょう。
コロプラは、今後、第三者も加えた調査委員会**を立ち上げ、今回の不適切取引に関する詳細な事実関係の解明に努める方針を示しています。現時点では、過去に同様の不正取引が行われた事実は確認されていないとのことですが、徹底した調査が求められます。このような不正行為は、企業のコンプライアンス、すなわち法令や社会規範を遵守する体制に重大な欠陥があったことを示しているのではないでしょうか。コンプライアンス体制の再構築と、企業風土の改善が急務になるでしょう。私たちメディアとしても、今回の不正が、単なる従業員個人の問題ではなく、組織全体の問題としてしっかりと調査・究明されることを強く望みます。ゲーム業界の健全な発展のためにも、今後の調査委員会の報告を注視してまいりましょう。
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