美深町の新名物「ピウカ・ボッチャ」!父の銘菓を超えるカボチャタルトの魅力とは?

北海道の北部に位置する美深町から、見る人の心をときめかせる鮮やかなスイーツが登場しました。その名も「ピウカ・ボッチャ」です。地元の菓子店「すぎむら」が2011年から販売を開始したこのタルトは、年間1万本以上を売り上げるほどの人気を博しています。

SNS上でも「カボチャの優しい甘みがたまらない」「スティック型で食べやすい」といった絶賛の声が相次いでおり、今や町の新しい顔として定着しました。地元の女性も、若い世代への贈り物には欠かせない一品だと太鼓判を押しています。

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同級生たちの熱意が形に!特産品誕生の裏側

このお菓子の開発がスタートしたのは2010年のことでした。美深町観光協会の小栗卓さんら、地元を愛する3人の仲間が「新しい特産品で町を盛り上げたい」と立ち上がったのがきっかけです。彼らが着目したのは、地元の肥沃な大地が育んだ農産物でした。

美深町は昼夜の激しい温度差があるため、植物が身を守ろうとデンプンを豊富に蓄えます。このデンプンが熟成を経て糖分に変わることで、驚くほど濃厚な甘みを持つカボチャ「クリユタカ」が生まれるのです。この素材を活かしたお菓子作りが模索されました。

父の背中を追う二代目の挑戦と進化

商品化を託されたのは、老舗菓子店「すぎむら」の二代目、杉村信人さんです。彼の父である武信さんは、40年以上も愛され続けている銘菓「かぼちゃパイ」を生み出した偉大な職人でした。信人さんには、父の傑作を超えるお菓子を作るという大きな期待が寄せられたのです。

最初は丸い形で試作されましたが、「個性に欠ける」という厳しい意見を受けました。そこで信人さんは、持ち運びやすく食べやすいスティック状へと大胆に形を変更します。さらに彩りや食感にもこだわり抜き、現在の洗練されたスタイルを完成させたのでした。

地名と素材が織りなす「ピウカ・ボッチャ」の誇り

名前の由来は、アイヌ語で「石の多い場所」を意味するピウカと、主役であるカボチャを組み合わせた造語です。2019年12月14日現在、JR美深駅の売店などでも販売されており、道北の雪景色を思わせる白いトッピングや、カボチャの黄色が目を楽しませてくれます。

私個人としては、伝統を継承しながらも、現状に満足せず新しい形を模索した信人さんの姿勢に深く感銘を受けます。父の背中を追い越し、このタルトが「美深の顔」として全国に知れ渡る日は、もうすぐそこまで来ていると確信しています。

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