愛知県の東三河総局が、地元の未来を担う若者たちの瑞々しい感性を地域産業に注ぎ込む、非常にエキサイティングな試みをスタートさせました。これは「東三河県庁」とも呼ばれる同局が、地元の現役高校生による自由な発想を企業の商品開発にダイレクトに反映させるという、画期的な産官学連携の取り組みです。
プロジェクトのトップバッターを飾るのは、田原市に位置する愛知県立福江高校の観光ビジネスコースで学ぶ2年生、約30名の皆さんです。2019年12月14日の発表によれば、生徒たちはこれから2020年1月にかけて、地元の誇るべき食材を使った新メニューや商品のアイデアを練り上げていくことになります。
今回、生徒たちの情熱を受け止めるのは、田原市で高品質な養殖魚を手掛ける「林養魚」と、三河湾の恵みを届ける「宮川産業」の2社です。SNS上では「現役高校生がどんな『映え』や『味』を提案するのか楽しみ」「地元の特産品が若者の力でどう変わるのか期待大」といった声が上がっており、早くも注目を集めています。
極上の「ラスサーモン」と「あおさのり」が織りなす無限の可能性
注目の食材一つ目は、林養魚が誇る「渥美プレミアムラスサーモン」です。ここでいう「RAS(ラス)」とは「閉鎖循環式陸上養殖システム」という高度な専門技術を指します。これは海を汚さず、徹底した水質管理のもとで魚を育てる環境に優しい養殖方法で、肉厚でとろけるような柔らかさがレストランのシェフからも絶賛されています。
二つ目は、宮川産業が独自の不純物除去技術で仕上げる「あおさのり」です。この技術により、磯の香りはそのままに、のり本来の鮮やかな深緑色と、しっかりとした食べ応えが実現されています。まさに東三河の海の恵みが凝縮された逸品であり、高校生たちがこの個性の強い二つの素材をどう料理するのか、編集部としても興味が尽きません。
スケジュールは非常にスピーディーで、生徒たちのアイデアを基に2020年2月には早くも試作品が完成する予定です。そして翌月の3月には、私たちの手元に届く一般販売が計画されています。大人の常識に囚われない高校生ならではの視点は、既存のヒット商品にはない「新風」を地域経済に吹き込んでくれるはずです。
私個人の意見としては、単なる教育プログラムに留まらず、実際に商品が市場に出るという「本物」の経験が、若者たちの郷土愛を育む素晴らしい機会になると確信しています。地域の宝を再発見し、新しい価値を創造するこのプロジェクト。2020年3月の発売日には、東三河にこれまでにない賑わいが生まれることでしょう。
コメント