【フェンシングW杯】松山・西藤が幕張で激闘!東京五輪テスト大会で見えた世界との距離と収穫

2019年12月14日、千葉市の幕張メッセにてフェンシング男子フルーレの高円宮杯ワールドカップ(W杯)第2日目が開催されました。今大会は来年に控えた東京五輪のテスト大会も兼ねており、会場は独特の緊張感に包まれています。日本フェンシング界の未来を担う若き剣士たちが、世界の強豪を相手にどのような戦いを見せるのか、多くのファンが固唾を呑んで見守りました。

期待を集めた22歳のホープ、松山恭助選手(JTB)は2回戦で大きな壁に直面します。対戦相手はリオデジャネイロ五輪の銀メダリストであるアレクサンダー・マシアラス選手(米国)でした。フルーレとは、胴体への「突き」のみが得点となる種目で、攻撃の優先権を争うスピーディーな駆け引きが魅力です。松山選手は果敢に攻め込みましたが、8ー15で惜しくも敗退しました。

一方、2017年の世界選手権で銀メダルを獲得した実績を持つ西藤俊哉選手(長野ク)も、同じく2回戦でフランスの刺客と対峙しました。一進一退の攻防が続く中、あと一歩及ばず13ー15で競り負ける結果となっています。SNS上では「格上相手に最後まで粘り強かった」「この悔しさを本番で晴らしてほしい」といった、選手たちの背中を後押しする熱いコメントが数多く寄せられました。

今大会では他にも、全日本選手権を制した永野雄大選手や上野優斗選手、藤野大樹選手といった国内屈指の実力者たちが2回戦で姿を消す波乱の展開となりました。なお、個人の頂点に立ったのは世界ランキング1位のアレッシオ・フォコニ選手(イタリア)です。世界最高峰の技術と勝負強さを見せつけた王者のプレーは、日本の若手選手たちにとっても大きな刺激となったに違いありません。

編集者の視点から言わせていただければ、この結果を悲観する必要は全くないと感じています。五輪本番と同じ会場で、現時点での世界トップとの距離を肌で感じられたことは、何物にも代えがたい収穫でしょう。特に西藤選手の僅差での敗北は、紙一重の差であることを証明しています。自国開催のプレッシャーを力に変え、彼らがここからどう進化を遂げるのか、期待は高まるばかりです。

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