東京ガスなどエネルギー大手が欧州の革新的スタートアップと連携!次世代エネ事業の最前線

日本のエネルギー産業を支える大手企業たちが、新たな可能性を求めて欧州の有力な新興企業、いわゆる「スタートアップ」の開拓に本格的に乗り出しました。東京ガスをはじめ、JXTGエネルギーや中部電力といった業界の巨人が手を取り合い、2019年12月03日現在、世界の最先端を行くテクノロジーを日本へ取り込もうと奮闘しています。

この壮大なプロジェクトの鍵を握るのは、電力比較サイトの運営で知られるエネチェンジ株式会社です。同社が主催する「ジャパン・エナジー・チャレンジ」というプログラムを通じて、再生可能エネルギーや電気自動車(EV)に関連する独自のビジネスモデルを持つ企業が厳選されています。単なる情報交換に留まらず、具体的な協業や提携までを見据えた極めて実戦的な取り組みと言えるでしょう。

SNS上では「保守的と思われがちな電力・ガス大手が、これほど積極的に海外の外食文化ならぬ技術文化を取り入れようとする姿勢は、日本のエネルギー市場に劇的な変化をもたらすのではないか」といった期待の声が上がっています。また、エネチェンジのようなベンチャーが大手と海外を繋ぐ架け橋となっている点についても、高い関心が寄せられているようです。

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世界から選りすぐられた精鋭企業との戦略的提携

2019年度のプログラムには、なんと約200社もの欧州スタートアップが応募しました。その中から特に優れた4社が選出されており、中には中古のEV電池を再利用するビジネスを展開するイギリスのコネクテッドエナジー社や、軽量で柔軟な「有機薄膜太陽電池」の技術を誇るドイツのヘリアテック社などが名を連ねています。

ここで注目すべき「有機薄膜太陽電池」とは、従来のシリコン製とは異なり、プラスチック基板などに塗布して作る太陽電池のことです。薄くて軽いため、これまでは設置が難しかった建物の壁面などにも活用できる画期的な技術として期待されています。こうした独創的な発想こそが、今の日本企業に最も必要な刺激なのではないでしょうか。

大手各社は今後、2020年の春頃までにこれらの企業との具体的な協業の道を探っていく予定です。正直なところ、個別の日本企業が単独で欧州の複雑なエネルギー市場から有望な種を見つけるのは至難の業です。しかし、このように複数が連携してプラットフォームを活用する仕組みは、非常に効率的かつ賢明な戦略であると私は考えます。

既存のビジネスモデルが通用しなくなる中で、自前主義を捨てて外部の知恵を借りる「オープンイノベーション」の動きは、今後さらに加速していくでしょう。古い殻を破り、欧州の自由で斬新な発想が日本の街づくりやエネルギーインフラにどのような化学反応を起こすのか、その成果が今から非常に楽しみでなりません。

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