2020年のアメリカ大統領選挙に向けた民主党の候補者指名争いで、現在トップを快走しているジョー・バイデン前副大統領。そんな彼が、2019年12月5日にアイオワ州で開催された集会において、参加者の男性に対して激しい言葉を浴びせるという驚きの事態が発生しました。
事の発端は、ウクライナ疑惑に関する質問でした。バイデン氏の息子がウクライナのエネルギー企業の役員を務め、多額の報酬を得ていた件について、83歳の男性が詰め寄ったのです。これに対し、現在77歳のバイデン氏は冷静さを失い、「あなたは大嘘つきだ」と言い放ちました。
ここでいう「ウクライナ疑惑」とは、バイデン氏が副大統領時代に、息子の疑惑を隠蔽するためにウクライナ政府へ圧力をかけたのではないかと疑われている問題です。バイデン氏側は一貫して否定していますが、有権者にとっては清廉潔白さを判断する重要な関心事といえるでしょう。
SNS上では、この動画が瞬く間に拡散されました。「大統領候補としてあまりに感情的すぎる」「有権者への敬意が足りない」といった批判が噴出する一方で、「執拗な攻撃に対して人間らしい反応だ」と擁護する声もあり、ネット上は真っ二つに割れる大論争となっています。
IQテストで勝負?年齢を巡る異例の応酬と今後の展望
議論は政策論争を通り越し、身体能力や知能指数の誇示にまで発展しました。男性から高齢であることを指摘されたバイデン氏は、「腕立て伏せでもランニングでも、IQテストでも受けて立つ」と挑発的な態度を見せ、会場の空気は一気に緊迫したものに変わりました。
最後に男性が「あなたには投票しない」と告げると、バイデン氏は「あなたは私に投票するには年を取りすぎている」と突き放しました。かつてから失言が多いことで知られる同氏ですが、今回の振る舞いは「大統領としての資質」そのものに疑問を投げかける結果となりそうです。
編集者としての視点から言えば、この一件はバイデン氏の「弱点」を露呈させたと言わざるを得ません。首位を走る候補者だからこそ、厳しい追及をいなす包容力が求められます。このような攻撃的な姿勢が続けば、浮動票が他の候補者へ流出する可能性も十分に考えられます。
バイデン氏は集会後、「私は決して激怒していたわけではない」と記者団に釈明しましたが、映像に残った激しい形相を打ち消すのは容易ではありません。2019年12月7日現在、この騒動が今後の支持率調査にどのような影を落とすのか、全米の注目が集まっています。
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