【2019年最新】海洋プラスチック問題に挑む企業たち!「使い捨てない」新常識が消費者の心をつかむ理由

2019年も残すところあとわずかとなりましたが、令和元年の環境トピックを振り返ると「海洋プラスチック」が最大のキーワードだったと言えるでしょう。海を汚し、生態系を脅かすこの問題は、今や投資家たちが企業の経営リスクとして厳しくチェックする重要なテーマへと進化しています。

こうした背景を受け、私たちの身近な日用品や食品のパッケージに劇的な変化が起きているのをご存知でしょうか。SNSでも「ついに企業が本気を出した」「プラスチック削減がかっこいい時代になった」といった、前向きな反応が数多く寄せられ、大きな反響を呼んでいます。

スポンサーリンク

世界初!日本の海から生まれた「完全循環型」洗剤の衝撃

特に注目したいのが、P&Gジャパンが2019年11月に世に送り出した食器用洗剤「ジョイ オーシャン プラスチック」です。なんとこの容器、約25パーセントに海洋プラスチックを再生した素材が使われているのです。これは企業による環境保全への強い意志の表れと言えます。

驚くべきは、長崎県対馬市の海岸で回収された約20万本のペットボトルを原料に、国内で分別から再生までを一貫して行う「完全循環型」という点でしょう。環境負荷を抑えつつ、国内の資源を国内で回すこの仕組みは、業界でも極めて稀な、リーダーとしての誇りを感じる取り組みです。

再生素材の使用はコスト増を招きますが、同社は価格に転嫁せず自社で負担する決断を下しました。これは、まずは消費者に問題を知ってもらい、解決の輪を広げたいというスタンスによるものです。私たち消費者がこうした商品を選ぶことが、今後のコスト低減と普及の鍵を握るでしょう。

「捨てる」を卒業!循環型プラットフォーム「Loop」が描く未来

さらに、消費者の行動を根底から変える革命的なサービスも始まっています。米テラサイクルが主導する企業連合「Loop(ループ)」です。これは、容器を使い捨てずに「回収・洗浄・再利用」を繰り返す、現代版の御用聞きのような画期的なビジネスモデルなのです。

この仕組みは、ESG(環境・社会・ガバナンス)を重視する投資家からも高く評価されています。2019年5月にパリとニューヨークで始動したこのサービスは、いよいよ2020年10月には東京での展開も予定されています。まさに、ゴミを出さない暮らしがすぐそこまで来ているのです。

Loopの魅力は環境への優しさだけではありません。容器には金属やガラスが採用されており、キッチンに置くだけで映える高級感溢れるデザインが特徴です。インスタグラムでは、届いた商品を撮影してアップするユーザーが続出しており、エコが「おしゃれな日常」へと昇華しています。

2019年10月の世論調査によれば、環境問題への関心は9割に達する一方、価格が高ければ購入をためらう層も多いのが現実です。しかし、デザイン性という付加価値で消費者を惹きつけるLoopの手法は、我慢するエコではなく「楽しみながら参加するエコ」の正解を提示していると感じます。

日本ではイオンがパートナーとして名乗りを上げ、小売業としての役割を果たそうとしています。企業が価値観の転換を恐れず、新たな需要を創出する姿は、ブランドイメージを向上させるだけでなく、地球の未来を救う唯一の道となるはずです。今、私たちの選択が問われています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました