日本を代表するシンクタンクであり、ITソリューションの旗振り役でもある株式会社野村総合研究所が、2020年1月1日を期して実施される新たな人事異動を公表しました。今回の発表で最も注目を集めているのは、証券ソリューション事業本部における中核的なポジションの刷新です。
具体的には、これまで同社の成長を支えてきた柏野歩氏が、証券システム開発管理および証券ソリューション事業本部の統括部長に就任することが決定しました。同氏が担当する「証券ソリューション」とは、証券会社が日々の取引や顧客管理を行うために不可欠なITシステムを構築・運用する、非常に専門性の高い領域を指します。
SNS上では、この新体制に対して「年明けからの事業スピードが加速しそう」といったポジティブな意見や、大手SIer(エスアイアー:システムの構築を請け負う企業)としての手腕に期待を寄せる声が目立っています。証券業界のデジタル化が急速に進むなかで、この人事には戦略的な意図が感じられるでしょう。
筆者の視点としては、金融インフラの安定性が問われる現代において、システム開発管理を統括するリーダーの役割はこれまで以上に重みを増していると考えます。技術革新と堅牢な運用を両立させる野村総合研究所の新たな一歩は、業界全体の指針となるはずです。
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