【手ぶらで決済】指がカード代わりになる!UCカードと日立が挑む「指静脈認証」キャッシュレスの未来

お財布もスマートフォンも取り出す必要がない、究極のキャッシュレス体験がいよいよ現実のものとなりそうです。2019年12月12日、ユーシーカードと日立製作所は、指の静脈を活用した生体認証決済の実証実験を開始することを発表しました。みずほフィナンシャルグループのネットワークを活かし、まずは特定の店舗から「指先ひとつで買い物ができる」驚きの利便性を検証していく方針です。

今回の実験は、2019年12月12日から2020年3月31日までの期間、都内の飲食店を中心とした5店舗で実施されます。あらかじめクレジットカード番号と自身の指静脈情報を紐付けておけば、専用装置に指をかざすだけで支払いが完了する仕組みです。SNSでは「ついに体の一部が財布になる時代が来た」「セキュリティさえしっかりしていれば最高に便利そう」と、早くも期待の声が上がっています。

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わずか1秒で完了!独自の暗号化技術「PBI」が守る安全性

驚くべきはそのスピード感で、決済にかかる時間はわずか1秒未満とされています。これを支えるのが、日立が開発した「公開型生体認証基盤(PBI)」という最先端技術です。これは生体情報をそのまま保存するのではなく、復元不可能な特殊なデータに変換してクラウド上で管理する手法を指します。万が一データが外部へ漏洩したとしても、元の指静脈の形を再現することはできないため、非常に強固な安全性を誇るのが特徴でしょう。

従来の生体認証は、特定の端末に情報が保存されることが多く、利用できる場所が限られてしまうのが難点でした。しかし、今回のシステムは情報をクラウド上で一括管理するため、一度登録を済ませれば複数の加盟店で共通して利用できるメリットがあります。これこそが、利便性とセキュリティを高い次元で両立させた、次世代のキャッシュレス決済のスタンダードと言えるのではないでしょうか。

手ぶらニーズに応える「温浴施設」や「ジム」から順次拡大へ

導入のターゲットとして見据えているのは、特に「手ぶら」での行動が好まれるシーンです。2020年度中には、財布を持ち歩くのが不便な温浴施設やフィットネスジムなどへの本格導入を目指しています。確かに、サウナやプールの合間に小銭やカードを気にせずドリンクを購入できるのは、利用者にとって非常に魅力的なアップデートになるはずです。

編集者としての視点ですが、この技術がコンビニやスーパーにまで普及すれば、物理的なカードやデバイスを持ち歩く概念そのものが消滅するかもしれません。店舗側も、タブレットと小型の読み取り機を用意するだけで導入できるため、コスト面でのハードルが低い点も普及を後押しするでしょう。指をかざすだけのスマートな決済が、日本のキャッシュレス化をさらに加速させる起爆剤になることを期待せずにはいられません。

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