【AI翻訳の精度がTOEIC960点レベルに】NTTコムが「みらい翻訳」へ追加出資で加速するビジネス進化

最先端の人工知能(AI)翻訳技術を巡る競争が激化するなか、NTTコミュニケーションズ(NTTコム)が、翻訳サービスのエキスパートであるみらい翻訳社(東京・渋谷)への追加出資を決定したことが2019年6月24日に発表されました。これは、AIを活用した翻訳サービスの機能強化をさらに推し進め、両社の連携を深めるための戦略的な一手です。既存の株主から株式を買い取る形で、6月19日付けで出資比率を従来の15.7%から20%超に引き上げられました。具体的な出資金額や詳細な比率については明らかにされていませんが、この動きがAI翻訳市場に与えるインパクトは非常に大きいと予想されます。

みらい翻訳社は、NTTドコモの子会社であり、パナソニックなどの有力企業も資本参加している注目度の高い企業です。NTTコムは2018年3月より、みらい翻訳の技術を取り入れたAI翻訳サービス「コトハ トランスレーター」の提供を開始しています。このサービスは、開始直後の同年7月にはみらい翻訳社との資本業務提携を結び、9月には中国語への対応を開始するなど、急速に進化を遂げてまいりました。このような密接な関係性をさらに盤石なものにし、今後の機能拡充を加速させるために、今回の追加出資が不可欠であると判断されたのでしょう。

AI翻訳の性能を示す指標として、NTTコムが公表している「コトハ トランスレーター」の翻訳精度は驚異的です。なんと、英語能力テストのTOEIC(Test of English for International Communication)で960点レベルに達しているといいます。TOEIC 960点といえば、ネイティブスピーカーに匹敵する、もしくはそれ以上の高度な英語運用能力を示すスコアであり、ビジネスシーンにおける専門的な文書の翻訳においても、非常に高い信頼性が期待できる水準だといえます。

このサービスの大きな強みの一つは、ファイル翻訳機能の利便性です。プレゼンテーションソフトの「パワーポイント」や文書作成ソフトの「ワード」といったファイルを、元のレイアウトや形式を保ったまま翻訳できる点です。これにより、翻訳後の体裁を整える手間が大幅に削減されます。さらに、ワード1ページ分の文書であれば、わずか数秒程度で処理できるというスピードも兼ね備えており、多忙なビジネスパーソンにとって、業務効率化の強力なツールとなり得るでしょう。

今回の追加出資は、NTTコムが目指すAI翻訳市場における優位性の確立に向けた、確固たる決意の表れだと考えられます。みらい翻訳社の高い技術力とNTTコムの広範な事業基盤が連携することで、今後も「コトハ トランスレーター」の機能は順次向上していく見通しです。SNS上でも、「TOEIC 960点レベルの翻訳精度はすごい」「ビジネス文書の翻訳時間が大幅に短縮されそう」といった、その革新的な技術に対する期待の声が多数見受けられます。企業のグローバル展開が加速する現代において、高品質かつスピーディなAI翻訳ソリューションの進化は、まさにビジネスの生産性向上を牽引する鍵となるに違いありません。

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