令和最初の年末年始を故郷やリゾート地で楽しんだ方々による、帰省ラッシュの折り返し地点となる「Uターンラッシュ」が2020年01月03日に本格的に始まりました。東京などの大都市圏へ向かう交通機関はどこも大混雑を迎えており、お正月ムードから一転して移動の疲れがピークに達している方も多いのではないでしょうか。主要な交通網では乗車率が100%を超える事態も発生しており、日本全体が慌ただしい移動の1日を迎えています。
とりわけ新幹線の混雑ぶりは凄まじく、JR各線の発表によりますと山形新幹線や上越新幹線の一部の上り列車において、午前中の段階で自由席の乗車率が100%を上回りました。この「乗車率」という専門用語は、座席の数に対して実際に乗っているお客さんの割合を指す言葉です。つまり数値が100%を超えているということは、座席に座れず通路やデッキに立ったまま長時間を過ごさざるを得ない乗客が多数おられる過酷な状況を意味しています。
さらに追い打ちをかけるように、山形県内で発生した列車同士の接触事故が原因となって、山形新幹線などに最大で約1時間半の遅延が発生してしまいました。ただでさえ混雑する車内やホームで足止めを食らった方々の疲労は、想像するに余りあります。また、東海道新幹線の上り列車についても2020年01月03日から2020年01月05日にかけての指定席はほぼ全席が予約で埋まっており、事前の備えがいかに重要であるかを物語っています。
SNS上でもこの混雑ぶりは大きな話題となっており、「自由席がギュウギュウで身動きが取れない」「事故での遅延は辛すぎるけれど、駅員さんも頑張っているので耐えるしかない」といった、リアルな悲鳴や現場を思いやる投稿が相次いで見られました。こうした過酷な移動を強いられる姿を見ると、大型連休における公共交通機関のキャパシティの限界や、時期をずらした分散型の休暇取得をもっと社会全体で推進していくべきだと強く感じさせられます。
高速道路や空の便も大渋滞!事前の情報チェックが運命の分かれ道[/h2
混雑しているのは鉄道だけにとどまらず、主要な高速道路の上り線でも同日の午後から激しい渋滞が各所で発生しました。名神高速道路の上り線では、滋賀県の草津ジャンクション付近を先頭に25キロメートルの列ができたほか、関越自動車道の高坂サービスエリア付近でも30キロメートルに及ぶ大渋滞が記録されています。JCT(ジャンクション)とは道路が合流・分岐するポイントのことで、車の流れが変わりやすく渋滞のメッカとなりがちです。
これほどの長距離渋滞に巻き込まれると、ドライバーの皆さんの精神的なストレスや肉体的な疲労は計り知れません。車内で過ごす家族にとっても退屈やお手洗いの心配がつきまといます。インターネット上では「まったく車が動かない」「サービスエリアに入るのすら一苦労だ」といったドライバーからのリアルタイムなため息が漏れており、Uターンラッシュの厳しさが画面越しからも痛いほど伝わってきます。
一方、空の旅も同様に満席状態が続いており、日本航空や全日空の国内線各ルートから羽田空港へ向かう便は終日ほぼ満杯の状況です。海外からの帰国組が利用する国際線についても、全体の8割から9割以上が埋まっており、空の玄関口も大賑わいを見せています。せっかくの楽しい休暇の思い出を台無しにしないためにも、こまめな休憩の確保と、最新の運行情報をスマートフォンなどで常に確認する心の余裕が何よりも大切になるでしょう。
コメント