静岡空港の利用者が急増中!2019年12月も過去最多を更新した理由と今後の課題とは?

静岡県の空の玄関口が、今まさに驚異的な盛り上がりを見せています。静岡県が2020年01月16日に発表した最新のデータによると、2019年12月における静岡空港の搭乗者数は、なんと前年の同じ月と比べて10.3%も増加し、6万731人に達したことが分かりました。これで10カ月連続のプラス成長となり、12月としての過去最多記録を塗り替えています。

特に国内線が好調を維持しており、12.7%増の3万5412人を記録しました。こちらはなんと44カ月連続で前年を上回る大躍進を遂げています。地方航空会社であるフジドリームエアラインズ(FDA)が北九州への新しい定期便をスタートさせたことや、縁結びで有名な出雲を結ぶ路線が人気を集めたことが、この好結果に繋がったようです。

一方で国際線も負けておらず、7.3%増の2万5319人と8カ月連続で前年を超えました。中国の3都市を結ぶ新路線の開設や、人気の杭州線が増便されたことが追い風となっています。SNS上でも「地元から中国へ直接行けるようになって本当に便利」「FDAの機体がカラフルで旅の気分が上がる」といった歓喜の声が多数寄せられており、注目度の高さが伺えました。

ただ、手放しでは喜べない課題も浮き彫りになっています。県によると、新規開拓した中国路線の「搭乗率(飛行機の座席数に対して実際に乗客が座った割合)」はまだ伸び悩んでいるのが現状です。そこで県は、海外から日本へやってくる訪日観光客に向けて、県内の移動にかかる交通費をサポートする独自の補助金施策などの導入を急ピッチで検討しています。

また、2019年01月から2019年12月までの年間総搭乗者数は79万544人に達し、前年比で12.2%の大幅な伸びを記録しました。空港を管理する運営会社は、2019年04月から2020年03月までの2019年度の目標を77万人としていますが、なんと年度の終わりを待たずにこの年間目標を軽々とクリアしてしまったことになります。

ここまでの急成長は、地方空港の可能性を証明する素晴らしい成果だと感じます。しかし、本当の勝負はここからです。増えた路線にただ乗客を乗せるだけでなく、訪日客に静岡の魅力を知ってもらい、リピーターになってもらう仕組み作りが欠かせません。県が計画している交通費の補助施策が、観光地への回遊を促す起爆剤になることを期待したいところです。

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