関西の空が、また一歩身近に進化を遂げようとしています。静岡市に拠点を置くフジドリームエアラインズ(FDA)は、2019年12月20日より神戸空港と高知龍馬空港を結ぶ新路線の運航を開始すると発表しました。これまで神戸空港には四国方面への定期便が存在しなかったため、今回の就航は歴史的な一歩となるでしょう。
この新路線では、毎日2往復のフライトが予定されています。使用される機材は、ブラジルのエンブラエル社が製造する小型ジェット機「ERJ175」または「ERJ170」です。これらは「リージョナルジェット」と呼ばれ、小型ながらも静粛性に優れ、ゆったりとした座席配置が特徴の飛行機として、航空ファンからも高い評価を得ています。
驚きの「よさこい価格」と規制緩和がもたらした恩恵
就航を記念した特別な運賃設定も見逃せません。高知の「よさこい」にちなんだ4,351円(よさこい)からの片道運賃が用意されており、SNS上では「新幹線や高速バスよりも圧倒的に早いし安い」「日帰りでカツオのタタキを食べに行ける」と、早くも旅好きたちの間で大きな反響を呼んでいます。
今回の新規就航の背景には、2019年05月に開催された「関西3空港懇談会」での合意があります。ここでは、関西国際空港・大阪国際(伊丹)空港・神戸空港の役割分担が見直され、長らく制限されていた神戸空港の発着枠拡大や運用時間の延長といった規制緩和が決定しました。その恩恵が、まさに目に見える形で現れた格好です。
私個人の見解としては、この神戸ー高知線の開通は、単なる移動手段の確保以上の価値があると感じています。神戸を中心とした京阪神エリアと、豊かな自然を誇る土佐を結ぶパイプが強まることで、観光だけでなくビジネスの流動性も飛躍的に高まるはずです。地方を彩る色とりどりの機体が、神戸の空をさらに賑やかにしてくれるのが楽しみでなりません。
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